ファーストエイド＆エマージェンシーキット公開【UL必須装備】

 

 

ULギア紹介でも救急用品や緊急時に使用するギアの詳細まで紹介している人は少ないですよね。

そこで、登山を安全に楽しむための「ファーストエイド＆エマージェンシーキット」一覧を公開します！

 

この記事では、「ファーストエイド14個」、「エマージェンシー13個」を紹介しています。

 

✔️  UL（ウルトラライト）歴

 

山でのケガや道迷い、ギアの破損などのアクシデントは出来るだけ避けたいですよね。

しかし、緊急事態の全てに対応しようとすると荷物は重くなってしまいます。

 

軽量化のコツは、非常時を具体的にイメージし、自分が使うことができる物を持つことです。

大切なのは「自分だけは大丈夫」と油断せずに、最悪を想定して準備することです！

 

 

 

 

ファーストエイドキットとは

ファーストエイドキットとは、怪我をしたときに最初に行う応急手当のためのギアセットです。

 

擦り傷や軽度の捻挫であれば、自力で下山できるだけの処置の道具と知識を身につけておく必要があります。

しかし、滑落による開放骨折などにより歩行が困難な場合には、救助を要請してください。

 

意外な盲点として、携行した薬を人にあげるのは絶対にやめてください！

持病や飲み合わせによる副作用のリスクがあるだけでなく、法律違反になる可能性もあります。

 

ファーストエイドキット一覧

 

①浄水器：KATADYN /BeFree

傷の洗浄に使用します。水を入れた状態でアイシングとして使用可能です。

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②マスク：アイリスオーヤマ/不織布マスク

山小屋や周辺施設を利用する場合は、必須装備となります。

 

③止血パッド：瑞光メディカル/プラスモイストヘモスタパッド

大量の出血を伴う傷の止血に使用します。小さくカットすれば急な鼻血にも対応可能です。

 

④手ぬぐい：MINIMALIZE GEARS ORIGINAL /TENUGUI

三角巾とてはもちろん、止血や濡らして患部の冷却にも使用可能です。

性能に大差がないので、完全にデザイン重視で選んでいます。

現在使用しているのは、MINIMALIZE GEARS　オリジナル手ぬぐい

 

⑤テーピング：New-HALE /エマージェンシーテープ

ハサミ不要で同封の解説書を見ながら貼るだけのテーピングです。

「足首」「ヒザ」「ふくらはぎ」「アキレス腱」「手首」の捻挫や肉離れに対応します。

 

⑥湿潤療法絆創膏：ダイソー/ハイドロコロイド救急ばんそうこう

いわゆるキズパワーパッドです。傷の大きさに合わせてカットして使用します。

 

⑦防水ケース：aLOKSAK /防水マルチケース

絆創膏や薬など濡れて困るものを入れる防水ケースです。

 

⑧使い捨て手袋：Medicom /セーフタッチ ニトリルグローブ パウダーフリー

手が洗えない状況での傷の処置、感染予防に使用します。

 

⑨絆創膏：ケアリーヴ/やさしい素肌タッチ

肌の動きに合わせてフィットし剥がれにくいため、バンドエイドではなくケアリーヴを愛用しています。

 

⑩絆創膏：バンドエイド/キズパワーパッド 靴ずれ用

早くキレイに治すことはもちろん、痛みを軽減して歩き続けらることが重要です。

 

⑪漢方：ツムラ漢方/芍薬甘草湯

足のこむら返りや内臓系の痛みを緩和します。珍しく即効性のある漢方薬です。

 

⑫薬：第一三共ヘルスケア/ロキソニンSプラス

通常のロキソニンに加えて胃に優しい成分が入っています。1回1錠なのもうれしいですね。

 

⑬ワセリン：日興リカ/サンホワイトP-1

リップクリームや靴擦れの予防に使用します。緊急時は、着火剤としても使用可能です。

 

⑭添え木：MOUNTAIN KING /Trail Blaze Skyrunner ULTRA

骨折した際は、トレッキングポールを添え木として固定します。

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エマージェンシーキットとは

エマージェンシーキットとは、ギアの破損や予定外のビバーク（緊急野営）に対応するためのギアセットです。

 

山でのトラブルは、多種多様なために全てに対応しようとするとキリがありません。

そこで最低限、バックパックやシューズなどの主要装備の故障に対応できるだけの準備をしましょう！

 

また、トラブルにより日没までの下山が難しくなった場合は、山中で一夜を過ごす必要があります。

夏山でも低体温症になる可能性が十分にあるので、ギアだけでなくビバークのノウハウも身につけたいですね。

 

エマージェンシーキット一覧

 

①シェルター：Zpacks /Hexamid Pocket Tarp w /Doors

コンパクトなため、常に携帯します。設営スペースがない時には、体に巻いて使用します。

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②裁縫セット：無印良品/携帯用ソーイングセット

針と糸、安全ピンと必要なものが揃っています。ハサミはマルチツールで代用します。

糸もポリエステル100%です。自信がないので糸通しも入れています。

 

③現金

ある意味最強のエマージェンシーですね。

財布の代わりに無印良品の小分け袋に入れています。

 

④マッチ：UCO/サバイバルマッチ

ライター故障時に使用します。

 

⑤ホイッスル：山と道/MINI2のチェストベルト付属品

チェストストラップについているので、バックパックを背負っている限りは使用可能です。

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⑥エマージェンシーシート：SOL /エマージェンシーブランケット

緊急時の保温はもちろん、フロアレスシェルターのグランドシーとして使用しています。

 

⑦耳栓：MOLDEX /メテオ

人の話し声が大きいと眠れないので必須装備です。価格とフィット感のバランスが良いです。

 

⑧マルチツール：VICTORINOX /クラシックAL

ナイフ・ハサミ・爪やすりとミニマルかつ必要十分なマルチツールです。

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⑨ヘッドランプ：PETZL /e+lite

サブライトとして使用します。巻き取り式（旧タイプ）なので就寝時に手首につけています。

 

⑩粘着テープ：SOL /ダクトテープ

ウェアやシェルターの破れ、靴などのギアの破損時の応急措置として使用します。

最初から筒状に巻いてあるタイプが携行も使用もしやすいです。

 

⑪細引き：FREELIGHT /Dyneema 2mm Guyline

シェルターのガイライン、靴紐の代わりなどさまざまな用途に使用可能です。

結び方は、勉強中です。

 

⑫虫除けスプレー：無印良品：ポリエチレン小分けボトルスプレータイプ

虫よけスプレーを小型のスプレーボトルに移し替えて携行しています。

 

⑬非常食：井村屋/チョコえいようかん

非常食も模索中です。

 

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

1g単位でギアを軽量化するUL（ウルトラライト）でも命に関わる部分は、しっかり備えましょう！

また、ギアを揃えるだけでなく緊急時に自分で適切に使えることも必要となります。

 

カル吉も今後、秋のキャンプ場でビバーク訓練を行ってみたいと思います。