・安全にULを楽しみたい
・緊急時に備えるギアを知りたい
『3の法則』とは、緊急時に生き延びるために「呼吸・水分・体温・食料」の重要性を説明したものです。
今回は、登山にも応用可能な『3の法則』と命を守るULギアを紹介します!
この記事でわかること
- 3の法則とはなにか?
- 3の法則と登山の関係性
- 命を守るために持つべきULギア
この記事では、登山における「3の法則」を考察しています。
✔️ UL(ウルトラライト)歴
カル吉@ul_compass
✅ UL登山歴6年目
(ソロ&縦走&ロングトレイル)
✅ ベースウェイト3kg未満
(現在のギアリスト)
✅ ULギア投資額200万円超
(個人輸入実績◎)
無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。
軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう!
カル吉は、ソロ&UL(ウルトラライト)スタイルで登山やハイクを楽しんでいます。
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しかし、山という自然を相手にする限り、100%の安全は保証されていません。
サバイバルにおける「3の法則」は、登山にも応用可能です。
特に登山における3大死因の1つである「低体温症」は、ULでもしっかり備える必要があります。
最低限、雨風から身を守るレインウェアとエマージェンシーシートは、日帰りでも必携しましよう!
『3の法則』とは
『3の法則』とは、危機的な状況で生き延びるために必要なことを説明したものです。
3の法則とは
・3分 → 呼吸ができないと死ぬ
・3時間 → 体温が維持できないと死ぬ
・3分日→ 水分を摂取できないと死ぬ
・3週間 → 食料を摂取できないと死ぬ
3分→呼吸ができないと死ぬ
3分間、呼吸することができないと生存が難しくなります。
想定されるシーンは、「雪崩に巻き込まれる」&「噴火に巻き込まれる」です。
いずれも、まずは事前の対策と災害時の行動を勉強することが必要です。
カル吉もこの2冊の本で知識を蓄えています。
3時間→体温が維持できないと死ぬ
3時間、低温(高温)の状況が続き、体温が維持できないと生存が難しくなります。
想定されるシーンは、「道迷いや怪我によるビバーク」&「想定外の悪天候」です。
緊急時はもちろん、夏場でも体が濡れた状態で風を防ぐことが出来なければ、低体温症になります。
必ず、夏場の低山日帰りでも以下のギアを携行することを強くオススメします。
3日→水分を摂取できないと死ぬ
3日間、水を飲むことができないと生存が難しくなります。
想定されるシーンは、「道迷いによる遭難」&「滑落による自力での下山不能」です。
川や沢の水を安全に飲むために浄水器を携行しましょう。
また、遭難事例から原因を探り、未然に防ぐ方法を勉強することを大切となります。
3週間→食料を摂取できないと死ぬ
3週間、食料を食べることができないと生存が難しくなります。
想定されるシーンは、「道迷いによる遭難」&「滑落による自力での下山不能」です。
日帰りでも行動食の他に、予備の食料を必ず携行しましょう。
味を我慢すれば、「コスパ・重量・カロリーに優れるねりごま」をおすすめします。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
番外編で、現在の登山に必須装備となったスマホの充電器も必ず持ちましょう。
今回紹介した「命を守る3の法則」の対策ギアを持っていない人は、すぐに準備してください。
ぜひ、安全に楽しく長くUL(ウルトラライト)登山を楽しみましょう!