ULメモ

絶対にNGな軽量化|これを無視したUL(ウルトラライト)は危険

2022年7月3日

 

オモ太
・保温着なんていらない
・ペラペラのシュラフでOK?
・食料はエナジーバーのみ

 

ネットや雑誌でもULハイカーの装備リストを目にする機会が増えましたよね。

そこで、UL(ウルトラライト)装備でも軽量化のために削ってはいけない3つのことをまとめてみました。

 

この記事でわかること

  • NGな非常時ギアの軽量化
  • NGな快適のための軽量化
  • NGなベースウェイト以外の軽量化

この記事では、「ULのために削ってはいけないこと」を考察しています。

 

✔️  UL(ウルトラライト)歴

カル吉@ul_compass

✅  UL登山歴6年目
  (ソロ&縦走&ロングトレイル)
✅  ベースウェイト3kg未満
  (現在のギアリスト
✅  ULギア投資額200万円超
  (個人輸入実績◎)

無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。

軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう!

 

カル吉は、ソロ&UL(ウルトラライト)スタイルで登山やハイクを楽しんでいます。

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しかし、無謀な軽量化やギアリストを真似するだけの行為は危険です!

なぜなら、ULギアは他のギアとの組み合わせやハイカーの知識によって最大の効果が発揮できるようになっているからです。

大切なのは、自分が楽しめる範囲で最大限の軽量化を工夫することです。

 

カル吉
無謀な軽量化≠UL

 

 

 

非常時に必要なギアを削る

まず1つ目は、これを削ると命の危険があるギアです。

宿泊の有無に関わらず日帰りでも必ず携行しましょう。

 

レインウェア

水は、熱伝導率が空気の20倍も高いので、体が濡れた状態で風にさらされると低体温になる危険性があります。

また、行動量が多い場合は、内側の汗濡れを防ぐために防水性と透湿性のバランスが大切となります。

 

強風を想定してコートタイプではなく、上下が分かれたセパレートタイプを選びましょう。

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ツェルト&ヘッドランプ

道迷いやケガにより行動不能になった際、ビバーク(緊急野営)も選択肢の1つになります。

そんな時に必要なのが、安全なビバーク地を探すために足元を照らすヘッドライトと体温維持のためのツェルトです。

 

ツェルトは夜間でも張れるように練習するのがベストですが、余裕がないときは体に巻き付けるだけでも雨風を防げます。

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ファーストエイド&エマージェンシーキット

ファーストエイドキットは「山での救急箱」、エマージェンシーキットは「山での工具箱」です。

ただし、地上と違うのは、常に自分で持ち歩かなければならないということです。

 

自分が確実に使えるものを必要最低限の範囲で選びましょう!

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軽量化のために快適性を削る

2つ目は、これを削ると快適性が損なわれる可能性があるギアです。

重量と快適性のバランスを上手にとりましょう。

 

フレームレスのバックパック

フレームレスのモデルを選ぶことで大きな軽量化が期待できるがバックパックですよね。

しかし、代償として容量や背負い心地が犠牲になる場合があります。

 

まずは、手持ちのギアが収納可能かどうか、次に背負い心地を重視して選んでみましょう!

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タープ等の非自立式シェルター

ツェルトやワンポールシェルターやタープは軽量で解放感がある反面、耐候性には若干の不安もあります。

風が強くてシェルターが飛ばされないように抑えていたので眠れないことは避けたいですよね。

 

綺麗にテンションをかけて張れるように練習するのはもちろん、地形に合わせたペグ選びも重要となります。

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シュラフ&スリーピングパッド

睡眠は、疲れた体を脳をリフレッシュする大切な行為です。

「寒くて眠れない」、「マットが薄くて体が痛い」と次の日の行動にも影響がでます。

 

シュラフの体感温度とマットの寝心地は、個人差があるので実験を繰り返して自分のベストを探しましょう!

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ベースウェイト以外を削る

最後は、ベースウェイト以外で削ってはいけない部分です。

実は、最後のこの3つが山に登る=楽しいに変えてくれる1番の要素ではないでしょうか。

 

トレラン&ベアフットシューズ

背負う荷物が軽くなれば、ローカットシューズを履いて軽快に歩きたいですよね。

しかし、脚力とシューズがマッチしないと怪我の原因にもなります。

 

最高の1足を探すのは、バックパック選びよりも難しいですが、試着しまくりましょう!

 

食料&水

ULが進んでくると1番重いのは水になってしまうと思います。

軽量化のポイントは、浄水器を携帯&事前に水場をチェックして現地調達することです。

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食料に関しては、歩くためのエネルギー&楽しみでもあるので食べたいものを持ちましょう!

ただし、不要なパッケージを事前に取り除くなどの工夫は必要となります。

 

行程

実はこれが1番大切かもしれません。

余裕のない日程では、悪天候時の無理な行動により道迷い等のリスクが上がります。

 

予備日を1日設けるなど、気持ちにも余裕を持った行動を心がけたいですね。

 

 

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

ギアの軽量化はメリットとデメリットが表裏一体となっています。

ぜひ、自分の快適ゾーンの中で最軽量のギアを探求し続けましょう!

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