シェルター

おすすめの軽量ペグ5選&ULハイカーに最適な組み合わせ4パターン

2022年8月16日

おすすめの軽量ULペグ

 

オモ太
・ULペグはどんな種類があるの?
・ペグは1種類だけでいいの?
・おすすめのペグを教えてほしい

 

ULに多い非自立式のテント(シェルター)のペグダウンは耐候性に大きく影響します。

そこで、おすすめの軽量ペグ5本&4つの組み合わせパターンを紹介します!

 

 

この記事でわかること

  • おすすめのULペグ5本
  • 各ペグのスペック
  • 4パターンの組み合わせ

この記事では、ULペグの「スペック」や「最適な組み合わせ」を紹介しています。

 

 

✔️  UL(ウルトラライト)歴

カル吉@ul_compass

✅  UL登山歴6年目
  (ソロ&縦走&ロングトレイル)
✅  ベースウェイト3kg未満
  (現在のギアリスト
✅  ULギア投資額200万円超
  (個人輸入実績◎)

無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。

軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう!

 

 

カル吉が愛用している非自立式の軽量シェルターでは、耐候性向上のためペグダウンが重要となります。

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ペグ1本の軽量化は、わずか数グラムの世界ですが、予備を含めて10本程度持って行きますよね。

つまり、たった数グラムでもペグ1本の軽量化には、10倍以上の効果があります!

カル吉
ペグが1番の沼かもしれない

 

 

 

 

ペグの種類と選び方

ペグの素材と形状

さまざまな種類があるペグですが、選び方のポイントは素材と形状です。

軽量性を求めるのであれば、チタンやアルミ、カーボン素材のものを選びましょう。

また、野営地の面状況が不明であれば、複数種類のペグを携行する必要があります。

 

 

使用ULペグ5種類

ペグは、軽量かつ次の3つの条件を満たすものを選んでいます。

ペグに求める条件

・曲がったり折れたりしない耐久性

・硬い地面でも刺さる貫通性

・柔らかい地面でも抜けない固定性

それでは、軽量な順に1本ずつ紹介していきます。

 

 

FREELIGHT / 3mmチタニウム ペグ

フリーライトの3mmチタニウムペグ

1本6gのチタニウム製です。

わずか3mmの太さのため、石で叩いてペグダウンすることはできません。

そんなデメリットを考慮しても超軽量なので、メインから予備まで手軽に持てる1本です。

 

 

LOCUS GEAR / Easton Nano Blue 6

イーストンのナノブルー6ペグ

1本8gのアルミ製です。

航空機にも使用されているハイグレードのアルミニウムを使用しているので強度も抜群です。

適度な太さがあるため、安定感の少ない地面にもしっかりペグダウンが可能です。

 

 

FREELIGHT / NEW Ultralight Nail Peg

フリーライトのネイルペグ

1本9gのチタニウム合金製です。

高強度のチタン合金を使用しているため、コンクリートブロックにも穴を開けることが可能です。

初めていく場所には、とりあえずこれを持って行きます。

 

 

FREELIGHT / V-shaped Titaniumu Peg

フリーライトのVペグ

1本11gのチタニウム製です。

ペグの断面をV字にすることにより、表面性が増加して抜けにくくなります。

地面が柔らかい場所や、入り口付近などガイラインに負担がかかる場所に最適です。

 

 

FREELIGHT / V-shaped Wide Titaniumu Peg

フリーライトのワイドVペグ

1本15gのチタニウム製です。

上のペグのV字部分をさらに広くしたのがこのモデルです。

ペグとして使うのはもちろん、トレイスコップとして代用も可能です。

 

 

スペック比較

5本のペグのスペックを比較してみます。

ULペグ5本

商品名 3mm チタニウム ペグ Easton Nano Blue6 NEW Ultralight Nail Peg V-shaped Titaniumu Peg V-shaped Wide Titaniumu Peg
メーカー名 FREELIGHT LOCUS GEAR FREELIGHT FREELIGHT FREELIGHT
重さ
長さ
太さ
6g
165mm
3mm
8g
152mm
8mm
9g
153mm
4mm
11g
165mm
10mm
15g
162mm
6.8g
素材 チタニウム 7075-T9アルミニウム Gr5 チタニウム合金 チタニウム チタニウム
価格(1本) 462円 400円 660円 594円 968円

チタンやハイグレードアルミ素材のペグは高価ですが、耐久性も非常に高いので長い目で見ればお得になります。

 

 

組み合わせ一覧

ペグは、使用する地面に合わせて複数本を持っていく必要があります。

使用しているフロアレスシェルターは、6箇所のペグダウンが必要となります。

 

 

初めて行く山(地面状況不明)

初めて行く地面状態不明のペグの組み合わせ

ネイルペグ×4本、ナノブルー×2本、Vワイドペグ×1本

貫通力の高いチタン合金ネイルペグと固定力の高いイーストンのペグを持ちます。

初めて行く場所へは、対応力の高いペグを組み合わせます。

 

 

柔らかい地面(砂・腐葉土)

柔らかい地面のペグの組み合わせ

ナノブルー×5本、Vペグ×1本、Vワイドペグ×1本

地面が柔らかい場合、ペグが細いと固定力が低下するので、1番太いイーストンのペグを持ちます。

シェルター開閉部は、より固定力の高いVペグを使用します。

 

 

程よい地面(芝・土)

普通の地面のペグの組み合わせ

3mmチタンペグ×5本、ネイルペグ×1本、Vワイドペグ×1本

キャンプ場など野営地が整備されている場合は、軽量性重視で3mmチタンペグを持ちます。

刺さりづらい場合は、チタン合金ネイルペグで下穴を開けて使用します。

 

 

硬い地面(石・砂利)

硬い地面用のペグの組み合わせ

ネイルペグ×5本、Vワイドペグ×1本

貫通力抜群のチタン合金ネイルペグを持ちます。

ペグが刺さらない箇所は、ガイラインを石に結んで固定することにより対応します。

 

 

おすすめのペグケース

ペグの軽量化と一緒にペグケースも見直しましょう!

カル吉は、中身が見えるメッシュタイプやワイドに開くタイプがおすすめです。

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まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

気になったペグはありましたか?

今回紹介したペグは、1本単位で購入が可能なため、まずは1本購入して様子を確かめるのがおすすめです。

 

市販であればシートゥサミットのYペグがおすすめです。

アルミ合金を使用しているため1本7gと軽量で、価格も1本300円弱とお手頃です。

Y型の断面は多くの地面状況に対応可能で、ガイラインを引っ掛ける部分も複数箇所あり便利です。

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