
・風と雨と虫が心配・・・
・設営は簡単な方がうれしい
タープほどの解放感は不安だけれどもテントほどの防御力は不要という方も多いですよね。
そこで、【実測142g】Zpacks(ジーパックス) Hexamid Pocket tarp w/Doors(ヘキサミッドポケットタープダブルドア)をレビューします!
この記事でわかること
- ULフロアレスシェルターのスペック
- ギアレビュー(実際の写真付き)
- ギアハック&まとめ
この記事では、ヘキサミッドポケットタープの「全機能」や「居住性」を写真付きでレビューしています。
✔️ UL(ウルトラライト)歴
カル吉@ul_compass
✅ UL登山歴8年目
(縦走・ロングトレイル・源流タープ泊)
✅ ベースウェイト3kg未満
(現在のギアリスト)
✅ ULギア投資額200万円超
(個人輸入実績◎)
無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。
軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう!
ULギアで荷物の軽量化を図る際に避けては通れない道、それがテントです。
不安の量が重量に反映されてギアリストの中で最重量である人も多いのではないでしょうか?
このギアは、テントとタープの中間に位置する「フロアレスシェルター」です。
テントよりも圧倒的に軽くて、タープよりも耐候性に優れる点がポイントです。

Zpacks|Hexamid Pocket tarp w/Doors
Zpacksとは
出典:Zpacks
ジーパックスは、創業者のロングトレイルの経験から「軽く必要な機能のみ」をコンセプトにガレージブランドからスタートしたアメリカのメーカーです。
防水かつ軽量なDCF(旧キューベンファイバー)を使用したポール1本で設営が可能なシェルターが多くラインナップされています。
ギアスペック

| ブランド | Zpacks(ゼットパックス) |
| アイテム | Hexamid Pocket Tarp w/Doors(ヘキサミッドポケットタープダブルドア) |
| 重 さ | 実測142g |
| サイズ | 天井高 119cm 入口高 74cm 横幅 272cm 中央幅 137cm 両端幅 76cm |
| カラー | オリーブ |
| 素 材 | 55 oz/sqyd Dyneema® Composite Fabric |
| 価 格 | 299ドル(購入時) |
このギアの魅力
ULライフを快適にするポイント
- ポール1本で設営が可能
- フロアがない解放感と自由度の高さ
- コンパクトに収納が可能
慣れると5分で設営が可能で、フロアがないから靴のままでも過ごすことが可能です。
使用インプレ
実際に手にとるように写真付きでレビューします。
軽量防水素材
本体生地は、防水性に優れたDCF(旧キューベンファイバー)素材を使用しています。

調節が簡単なガイライン
ガイラインには、アジャスターがついています。

ワンポールで設営可能
手持ちのトレッキングポールを使用して設営することも可能です。

ソロには十分な広さ
内部は、1人で寝るのに十分な広さです。

ロールアップ可能な入口
入り口は、ロールアップして固定することが可能です。

ポケットに入る収納サイズ
収納時は、1Lのボトルぐらいコンパクトになります。

○ここがおすすめ
「軽い」は当たり前だからあえて言いいません。
メリット
・雨に濡れても重くならない防水素材
・トレッキングポール1本で設営が可能
・フロアレスだから自由に配置ができる
グランドシートを敷いた場所以外はすべて前室として使用できます。

△ここはざんねん
不便も楽しむ心が大切です。
デメリット
・フロアレスのため、虫対策が必要
・上手く張るために慣れが必要
・生地が薄いため、中の様子が少し透ける
天気の良い日に着替える場合には、注意が必要です。

3分ギアハック
大した工夫でない? だから真似できます。
ガイラインをより軽量な2mmダイニーマラインに変更しています。

まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
テントからいきなりタープに変えるのは不安な人にこそフロアレスシェルターをおすすめします。
タープと違い周りに壁があるだけで寝る時の安心感がぜんぜん違います。
虫対策は、虫除けスプレーとバグネットを併用して使っています。
見た目と違いワンポールタイプのシェルターは耐候性もとても高いです。
まずは、いきなり山の中ではなく雨の日や風の強い日にキャンプ場で試すところから始めましょう。


