・エンライトのレベレーションが気になる
・どうせならカスタムしたい
ダウンのフィルパワーや生地の厚さ&カラーをカスタム可能なULなダウンキルトが欲しい!
そこで、【実測507g】ENLIGHTENED EQUIPMENT(エンライト イクイップメント) Revelation Custom(レベレーション カスタム)をレビューします。
この記事でわかること
- ULダウンキルトのスペック
- ギアレビュー(実際の写真付き)
- ギアハック&まとめ
この記事では、レベレーション(カスタム)の「全機能」や「使用感」を写真付きでレビューしています。
✔️ UL(ウルトラライト)歴
カル吉@ul_compass
✅ UL登山歴6年目
(ソロ&縦走&ロングトレイル)
✅ ベースウェイト3kg未満
(現在のギアリスト)
✅ ULギア投資額200万円超
(個人輸入実績◎)
無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。
軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう!
これまでキュムラスのダウンシュラフ(X-Lite200カスタム)を使用してきました。
今回、ロングトレイルに向けてより利便性の高いダウンキルトを購入することにしました。
せっかくなのでカラーやダウン品質を選択可能なカスタムモデルを個人輸入してみました。
使い心地はもちろん、カスタムする際のポイントなどをレビューしていきます!
ENLIGHTENED EQUIPMENT|Revelation Custom
ENLIGHTENED EQUIPMENTとは
エンライトイクイップメントは、創業者が自宅の地下室で1人でキルトを縫っていたことがきっかけで始まったアメリカのメーカーです。
950FPダウンや合成断熱材のクライマシールドAPEX、7Dの超軽量ナイロン生地など素材にこだわったギアを取り扱っています。
ギアスペック
ブランド | ENLIGHTENED EQUIPMENT(エンライト イクイップメント) |
アイテム | Revelation Custom(レベレーション カスタム) |
重 さ | 実測507g(ダウン量約327g) |
ダウン品質 | 950FP |
対応温度 | −1℃ |
サイズ | 長さ:レギュラー(身長168cm〜183cm) 幅:レギュラー(腕を含めた胴回り122cm〜142cm) |
カラー | 外側:パープル(10D) 内側:チャコール(10D) |
価 格 | 380ドル |
このギアの魅力
ULライフを快適にするポイント
- 対応温度−1℃で約500g
- 温度調節が簡単なキルト型
- 汎用性が高く使い方が自由
就寝用としてはもちろん、体に巻いて保温着にも使用可能な汎用性の高さが魅力のキルトです。
個人輸入の方法
アメリカの公式サイトにアクセスし、グーグル翻訳を使用して購入します。
海外サイトでクレジットカードを使用する場合、「不正利用検知システム」により支払いがエラーとなることがあります。
その場合、事前に連絡して一時的に海外利用制限を解除する必要があります。(※詳しくは各カード会社のHPをご覧ください。)
個人輸入に関する関税などの計算方法はこちら↓をご覧ください。
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個人輸入で支払う税金の計算方法【輸入関税・消費税・立替手数料】
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カスタム内容
カルタムキルトは、2種類の中綿(ダウンor化繊)×4種類のフォルムの組み合わせから選ぶことが可能です。
モデルを選択したら、ダウン量やサイズ、ファブリックカラーなどを自由にカスタマイズします。
モデル(中綿&フォルム)
軽量&コンパクトさ・汎用性を重視し、『レベレーションのダウンモデル』を選択しました。
レベレーションは、フットボックスのジッパーを開くと布団のように使用することが可能です。
サイズ(長さ&幅)
ロングトレイルでの快適性を優先し、長さ&幅は『レギュラー』を選択しました。
次のサイズ表を参考に、ショートやスリムに変更すると更なる軽量化が可能となります。
対応温度&FP(フィルパワー)
軽量性と圧縮性を重視して、3シーズン使用可能な『950FPの30°F(-1°C)対応モデル』を選択しました。
キルトの温度は、EN13537規格(EU諸国の統一規格)のコンフォート(快適)とリミット(下限)の間を表しています。
ドラフトカラー
保温着や予備の衣類で代用可能なため、『ドラフトカラーなし』を選択しました。
選択するとキルトの上部&下部に約5cmのチューブが追加され、断熱性を高める効果があります。
ファブリック(厚さ&カラー)
ロングトレイルでの使用を前提に10Dの厚さ&汚れの目立ちにくいカラーを選択しました。
10Dはカラーバリエーションが豊富で自分好みのキルトをオーダーすることが可能です。
生地の厚さの違い
・20D → 雨天やハードな使用に耐える丈夫な生地
・10D → 耐久性と軽量性のバランスに優れた生地
・7D → 最軽量かつ通気性に優れた柔らかい生地
使用インプレ
実際に手にとるように写真付きでレビューします。
−1°C対応で約500g
950FPの高品質なダウンを使用することで軽量ながら、3シーズン対応可能なキルトになりました。
汎用性の高いキルト型
寝ている際の温度調整が簡単で、1枚のブランケットのように使用できる点がマミー型シュラフとの大きな違いです。
U字型のキルティング
一般的な横方向のキルティングと比べて、体上部のダウンが逃げにくい構造となっています。
フットボックスの1/4ジッパー
足元にあるジッパー(全体の1/4の長さ)&ゴム製のドローコードを絞ってフットボックスを作ります。
ジッパー
ドローコード
首元のドローコード
首元にある非伸縮性のドローコードを絞ることにより、冷気の侵入を防ぎます。
背面のアタッチメント
背面はスナップボタンとアタッチメントがあり、付属のゴムバンドを使用してスリーピングパッドに固定することが可能です。
スナップボタン&アタッチメント
背面全体
コンパクトな収納サイズ
付属のスタッフサック8.5L(35cm×18cm)に収納することが可能です。
○ここがおすすめ
「軽い」は当たり前だからあえて言いません。
メリット
・高品質ダウン使用
・温度調節が簡単
・1枚に広げられる
広げることで防寒着代わりになりますが、最大のメリットは連日の使用でも乾かしやすいことです。
△ここはざんねん
不便も楽しむ心が大切です。
デメリット
・値段が高い
・カスタムオーダーは個人輸入のみ
・付属のスタッフサックが小さい
付属のスタッフサックに入れるのが面倒なため、パックライナーに直接パッキングしています。
3分ギアハック
大した工夫でない? だから真似できる。
テント場では、両端の対角線上のスナップボタンを留めて防寒着にプラスαで使用しています。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
攻めたシュラフで夜に寒い思いをした人はカル吉だけじゃないはずです。
1泊であれば我慢できますが、縦走やロングトレイルにおいて睡眠はとても重要です。
今回紹介したキルトは、高品質ダウン&汎用性の高い構造によりさまざまな温度域で快眠が可能です。
少し高いですが、ハンモックのアンダーキルト代わりにも使えるのでヘビロテするならお得かと思います。
個人輸入に関する疑問点、カスタム内容で迷っている人はお気軽にコメントください!