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世界最軽量の完全防水&透湿ビビィ【MLD/FKT E-VENT BIVY】レビュー

2023年10月4日

マウンテンローレルデザインのFKT E-VENT BIVY

 

オモ太
・軽量なビビィを探している
・防水性が高いモデルがいい
・中が蒸れるのは嫌だ

 

「完全防水&高い浸透性」を備えて軽量なビビィを探している人に超絶おすすめなのがこのギアです。

そこで、【実測247gMountain Laurel Designsマウンテンローレルデザイン)FKT E-VENT BIVY をレビューします!

 

この記事でわかること

  • ULビビィのスペック
  • ギアレビュー(実際の写真付き)
  • ギアハック&まとめ

この記事では、完全防水&浸透性のあるULビビィの「全機能」や「使用感」を写真付きでレビューしています。

 

✔️  UL(ウルトラライト)歴

カル吉@ul_compass

✅  UL登山歴6年目
  (ソロ&縦走&ロングトレイル)
✅  ベースウェイト3kg未満
  (現在のギアリスト
✅  ULギア投資額200万円超
  (個人輸入実績◎)

無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。

軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう!

 

ビビィ泊のメリットは装備の軽量化と設営&撤収のシンプル化です。

単体での使用はもちろん、タープと組み合わせても山行の幅が広がっておもしろいアイテムですね。

 

このギアは完全防水でありながら、浸透性にも優れた世界最軽量のビビィです。

シンプルな構造ながら、吊り下げコードなどにより居住性を犠牲にしていない点もポイントです。

 

カル吉
世界最軽量の完全防水ビビィ

 

 

 

Mountain Laurel Designs|FKT E-VENT BIVY

Mountain Laurel Designsとは

マウンテンローレルデザインの公式ホームページ

出典:Mountain Laurel Designs

マウンテンローレルデザインは、「速く・軽く・効率的に動く」ためのギアを作るアメリカのメーカーです。

洗練されたシンプルなデザインは、ギアに頼りすぎることなくスキルと知識が磨かれます。

 

ギアスペック

マウンテンローレルデザインのFKT E-VENT BIVY

メーカー Mountain Laurel Designs
アイテム FKT E-VENT BIVY
重 さ 実測247g
サイズ ミディアム(身長189cmまで)
肩周り 182cm
フットボックス周り 140cm
素 材 アッパー: 防水通気性3層eVENT
フロア:20dプロシルナイロン(耐水圧3000mm)
価 格 235ドル

 

このギアの魅力

ULライフを快適にするポイント

  • 完全防水ビビィで最軽量
  • 透湿性により蒸れ感がない
  • 設置&撤収がラク

テントやタープを使用することなく、単体で使用可能な完全防水&浸透性がある最軽量ビビィです。

 

 

使用インプレ

実際に手にとるように写真付きでレビューします。

 

快適に過ごせるサイズ感

ジッパー部分が約90cmと出入りもラクで、全長も100cmのマットが小さく見えるほど余裕があります。

マウンテンローレルデザインのFKT E-VENT BIVYのサイズ感

 

完全防水&浸透性のある前面生地

前面は10DのE-Vent(イーベント)というダイレクトな抜け感(透湿性)が特徴の生地を使用することで、内部が蒸れづらいです。

マウンテンローレルデザインのFKT E-VENT BIVYの表生地

 

耐久性と軽量化のバランスの良い背面生地

背面は20Dのプロシルナイロンを使用することで、直接地面に敷いても穴が開かない耐久性があります。

マウンテンローレルデザインのFKT E-VENT BIVYの裏生地

 

YKKの止水ダブルジップで防水性もバッチリ

信頼のYKKは防水性はもちろんのこと、ダブルジップで出入りと温度調節も簡単です。

マウンテンローレルデザインのFKT E-VENT BIVYの止水ジッパー

 

雨に強いバスタブ構造

背面部分が立ち上がることで大雨でも雨の侵入を防ぐバスタブ構造となっています。

マウンテンローレルデザインのFKT E-VENT BIVYのバスタブ構造

 

ペグダウン可能な四隅

コーナーをペグダウンすることにより、耐候性と居住性をUPさせることが可能となります。

マウンテンローレルデザインのFKT E-VENT BIVYのペグループ

 

吊り下げループで快適性UP

吊り下げループを木やポールで立ち上げることにより、顔の周りにスペースが確保でき快適に寝ることができます。

マウンテンローレルデザインのFKT E-VENT BIVYの吊り下げコード

 

コンパクトに収納可能

収納サイズは、ティッシュボックスと同じくらいです。

マウンテンローレルデザインのFKT E-VENT BIVYの収納サイズ

 

 

○ここがおすすめ

「軽い」は当たり前だからあえて言いません。

 

メリット

・完全防水
・蒸れない浸透性
・防水&浸透でビビィで最軽量

 

背面に20Dと耐久性のある生地を使用することにより、グランドシートが不要となり軽量化につながります。

グランドシートが不要なマウンテンローレルデザインのFKT E-VENT BIVY

 

 

△ここがざんねん

不便も楽しむ心が大切です。

 

デメリット

・中に入ると外が見えない
・調理や食事は雨対策が必要
・縫い目の防水強化はセルフ

 

購入時にシームグリップ(目止め)が付属するため、さらに防水性を高めたい人は使用することをおすすめします。

マウンテンローレルデザインのFKT E-VENT BIVYの目止め剤

 

 

3分ギアハック

大した工夫でない? だから真似できます。

 

ビビィ単体でも若干の保温力(プラス5℃程度)があるため、組み合わせるシュラフを軽量化することが可能です。

マウンテンローレルデザインのFKT E-VENT BIVYとシュラフ

 

 

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

テント泊、タープ泊、ハンモック泊などいろいろ試してきました。

ビビィ泊は、風や雨からのプロテクションをカバーしつつ、設置&撤収が素早い点が最大のメリットだと感じました。

 

また、ビビィに合わせるシュラフなどのギアを工夫することで、全体で見れば軽量化も可能です。

一般的な完全防水ビビィの約半分という驚異的な軽さで、「より速く・より遠く」まで歩きましょう!

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