・エアーとクローズドどっちが良いの?
・長さはどれくらい必要?
これまで合計6つのスリーピングマットに約6万円使いました。
そこで、これまでのギア遍歴【スリーピングマット編】を公開します!
この記事でわかること
- ULスリーピングマット遍歴
- 各スリーピングマットの特徴
- 選んだ理由&手放した理由
この記事では、これまで使用してきたULスリーピングマットの「特徴」や「手放した理由」を公開しています。
✔️ UL(ウルトラライト)歴
カル吉@ul_compass
✅ UL登山歴6年目
(ソロ&縦走&ロングトレイル)
✅ ベースウェイト3kg未満
(現在のギアリスト)
✅ ULギア投資額200万円超
(個人輸入実績◎)
無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。
軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう!
現在は、個性豊かなULギアに囲まれて「気軽に身軽に自由」にハイクを楽しんでいます。
しかし、ここまで来るのに3年と100万円以上がかかりました。
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スリーピングマットは、快適な睡眠のため地面の凸凹を緩和し冷気を遮断するためのギアです。
カル吉の失敗を反面教師に時間とお金を有効的に使ってくださいね。
【初代】ニーモ テンサーインシュレーテッド(レギュラー/マミー)
選んだ理由
購入の決め手
- 信頼できるメーカー
- 寝心地の良いエアータイプ
- 3シーズン使用可能な温度域
使用レビュー
(メリット&デメリット)
R値4.2の約400gのマミー型の全身用のスリーピングマット。
エアーによる底付き感のない寝心地が特徴。
メリット
・寝心地の良いエアータイプ
・寒さを感じにくいR値&全身用
・エアーを抜くとコンパクト
デメリット
・設置と撤収に手間がかかる
・寝返り時に若干音がする
・パンクの可能性がある
手放した理由
(使用期間:1年未満)
寝返り時のシャカシャカ音が気になったため。
【2代目】サーマレスト Zライトソル(レギュラー)
選んだ理由
購入の決め手
- 信頼できるメーカー
- パンクの心配のないクローズドセル
- 設置と撤収がラク
使用レビュー
(メリット&デメリット)
R値2の蛇腹状に折りたたみ可能なスリーピングマット。
アルミを蒸着しているため、断熱性も高い。
メリット
・断熱性UPのアルミ蒸着
・パンクの心配がない
・設置と撤収が早い
デメリット
・エアータイプと変わらない重さ
・収納時にかさばる
・バックパックに収納しにくい
手放した理由
(使用期間:1年未満)
より軽量なスリーピングマットを購入したため。
【3代目】山と道 UL Pad 15+(Sサイズ/100cm)
選んだ理由
購入の決め手
- 100gちょいと超軽量
- パンクの心配のないクローズドセル
- 半身用の長さ
使用レビュー
(メリット&デメリット)
半身用(100cm)で113gと超軽量なクローズドセルマット。
1.3cmと決して厚くないが必要十分な寝心地。
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メリット
・超軽量でパンクの心配がない
・この重量でR値は2.0
・設置&撤収がラク
デメリット
・全身用ではない
・畳みのような寝心地
・収納時はかさばる
手放した理由
(使用期間:2年以上)
半身用のエアマットに興味が出てしまったため。(※UL Pad15+は手放さずに現在も使用)
【4代目】クライミット イナーシャオゾンULミニマリスト
出典:山に野に川に呑みに
選んだ理由
購入の決め手
- 半身用のエアマット
- 面白そうな形状
- 面白そうなコンセプト
使用レビュー
(メリット&デメリット)
同社のイナーシャオゾンの穴を塞いだSHMWの別注モデル。
エアの隙間でシュラフのダウンのロフトが回復することで保温力を高める設計。
メリット
・幅が55cmと余裕がある
・エアの厚さが4cm以上ある
・収納時はコンパクトにできる
デメリット
・全身用ではない
・別注のため購入機会が限られる
・意外と断熱性が低い
手放した理由
(使用期間:1年未満)
断熱性が高くなく、地面からの冷気を感じることが多かったため。
【5代目】エバニュー FP mat 100
選んだ理由
購入の決め手
- 半身タイプのクローズドセル
- 厚さ5mmとパッキングの邪魔にならない
- 折りたたんで収納が可能
使用レビュー
(メリット&デメリット)
半身用(100cm)で厚さ5mmのやや硬めのスリーピングマット。
普通のクローズドセルのように丸めずに折りたたむことが可能。
メリット
・折りたたんで収納が可能
・程よい長さと厚さ
・硬いので底付きしにくい
デメリット
・バックパックが小さいと収納不可
・寝心地が良いとは言えない
・薄いため寒い季節には不向き
手放した理由
(使用期間:1年未満)
厚さ5mmと薄いため、気温が5度以下だと地面からの冷気を感じたため。
【6代目】山と道 UL Pad 15(Sサイズ/100cm)
選んだ理由
購入の決め手
- 圧倒的な軽さ
- 程よい厚さ(1cm)
- パンクの心配のないクローズドセル
使用レビュー
(メリット&デメリット)
山と道のUL Pad15+よりも3mm薄くシボがないスリーピングマット。
R値1.4でギリギリ3シーズン対応。
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メリット
・半身用(100cm)で75g
・厚さ1cmでパッキングの邪魔になりにくい
・設置と撤収がラク
デメリット
・表面に傷がつきやすい
・寝心地はギリギリ底付きがない程度
・5度以下は若干寒い
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
スリーピングマットは、半身用を使用することで軽量化を図っています。
スタッフサックに着替えを入れて枕にし、足元にはバックパックなどを敷いてします。
合計6つのスリーピングマットに約6万円使った結果、学んだことは次の3つです。
ポイント
・まずはエア派かクローズドセル派か決める
・次に必要な長さを考える
・最後に必要な温度域に耐えられる物を選ぶ