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【比較】山と道のUL Pad15+とEVERNEWのTraverse mat 100の違いはなに?

山と道のUL Pad15+とEVERNEWのTraverse mat 100の比較

 

オモ太
・クローズドセルマットが欲しい
・山と道かEVERNEWが良さそう
・UL Pad15+かTraverse mat100で迷う

 

クローズドセルマットはスペックに大きな差がなく、選ぶ際に迷ってしまいますよね。

今回は、重量や厚さが似ている山と道の「UL Pad15+」とEVERNEWの「Traverse mat 100」を比較しました!

 

 

この記事でわかること

  • クローズドセルマットとは?
  • UL Pad15+&Traverse mat 100の比較
  • 結論、どっちを使うか

この記事では、山と道の「UL Pad15+」とEVERNEWの「Traverse mat 100」を比較しています。

 

 

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カル吉@ul_compass

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山と道の「UL Pad15+」とEVERNEWの「Traverse mat 100」は、どちらも半身用のクローズドセルマットです。

重量や厚さが似ているため、どちらを購入するか迷っている人も多いはずです。

 

そこで、共通する部分と固有の特徴についてまとめてみました。

スペック値の比較はもちろん、収納サイズや寝心地も記載していますので参考にしてください!

カル吉
最終的に選ぶ1枚はどっち?

 

 

 

 

クローズドセルマットとは

山と道のスリーピングパッド比較

クローズドセルマットは、空気を入れる必要がなく、パンクのリスクがない軽量なスリーピングマットです。

エアーマットと比較して、耐久性も高くコスパにも優れるので、初めてのスリーピングマットにもおすすめです。

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今回比較する2枚のクローズドセルマット

今回比較するのは、厚さがほぼ同じ2枚の半身用クローズドセルマットです。

 

 

山と道|UL Pad15+

山と道のスリーピングパッドシリーズの中で最も厚いモデル(厚さ1.3cm)です。

山と道のUL Pad 15+

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EVERNEW|Traverse mat 100

エバニューのスリーピングマットの中で軽量さと寝心地を求めたモデル(厚さ1.5cm)です。

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スペック比較

似ている2枚のスリーピングマットはどのような違いがあるのかスペックを比較してみます。

 

 

素材

どちらも「架橋ポリエチレン」という素材を使用し、軽量で柔軟性があり、断熱性にも優れています。

山と道のUL Pad15+とEVERNEWのTraverse mat 100の比較(素材)

出典:OIZURU

 

 

サイズ

長さと幅は同じで、厚さは「Traverse mat 100」の方が2mm厚いです。

山と道のUL Pad15+とEVERNEWのTraverse mat 100の比較(厚さ)

項目 長さ 厚さ
UL Pad15+ 100cm 50cm 1.3cm
Traverse mat 100 100cm 50cm 1.5cm

 

 

重量

スペック値は「UL Pad15+」の方が軽いですが、カル吉が持っている個体については実測値に差はありませんでした。

1g単位で測れるスケール

項目 スペック値 実測値
UL Pad15+ 113g 122g +9g(+8%)
Traverse mat 100 125g 122g −3g(−2%)

 

 

価格

「Traverse mat 100」の方が約500円安いですが、オンラインショップで購入する場合は送料にも注目する必要があります。

山と道のスリーピングパッドのコスパ比較

項目 本体価格 送料 備考
UL Pad15+ 5,060円 500円
(沖縄は950円)
Traverse mat 100 4,400円 660円〜1,100円
(地域による)
6,400円(税込)
以上で送料無料

 

 

R値

「UL Pad15+」は、R値2.0(気温約10°Cまで対応)です。

「Traverse mat 100」は、R値が非公表ですが同程度と予想されます。

山と道のスリーピングパッドのR値比較

出典:ロストアロー

 

 

表面加工

「Traverse mat 100」は表面加工なし、「UL Pad15+」は両面シボ加工となっています。

山と道のUL Pad15+とEVERNEWのTraverse mat 100の比較(表面加工)

 

 

耐久性

表面にシボ加工がある「UL Pad15+」の方が傷に強いと感じます。

山と道のUL Pad15+とEVERNEWのTraverse mat 100の比較(耐久性)

 

 

収納サイズ

いずれも折りたたんでの収納は難しく、ロールして外付けかフレーム代わりにバックパック内に丸めてパッキングする必要があります。

「Traverse mat 100」に比べて、「UL Pad15+」の方がややコンパクトにロール可能です。

山と道のUL Pad15+とEVERNEWのTraverse mat 100の比較(収納サイズ)UL Pad15+

山と道のUL Pad15+とEVERNEWのTraverse mat 100の比較(収納サイズ)Traverse mat 100

 

 

寝心地

「UL Pad15+」は、表面のシボ加工により肌触りがよく、寝返りが打ちやすいです。

Traverse mat 100」は、モチモチとした感触で厚さが1.5cmのため地面の凹凸を軽減します。

長さ100cmで幅50cmのEVERNEWのTraverse mat 100

 

 

最終的に選ぶのはどっち?

比較した結果、カル吉は「山と道 ULPad15+」を選択します。

1番の理由は、収納サイズです。

バックパックの中に丸めてフレーム代わりに収納するため、少しでも容量(収納サイズ)が小さい方がパッキングに余裕が生まれます。

また、表面のシボ加工によりバックパックに収納する際も滑りが良くパッキングが簡単になります。

 

「NVERNEW Traverse mat 100」の厚さ1.5cmのモチモチとした寝心地は気持ちいいですが、上記のメリットを上回るほどではありません。

ロール状に丸めてバックパックに外付けする人であれば、寝心地重視でこちらを選ぶのもありだと思います。

 

 

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

今回比較した2つのスリーピングマットの最大の違いは、「厚さが2mm違うことによる寝心地と収納サイズ」でした。

特にもバックパック内に収納するかどうかを最優先して選ぶことをおすすめします。

選び方

バックパック内に収納・シボ加工ありが良い → UL Pad15+

バックパックに外付け・少しでも厚い方が良い → Traverse mat 100

 

厚さはわずか2mmの差ですが、30L程度のバックパックでは収納スペースがかなり減少してしまいます。

「Traverse mat 100」をバックパック内に収納する場合、40L以上のバックパック&他のギアがコンパクトである必要があります。

 

この他にもこの2つのスリーピングマットの「ここを比較して欲しい」という要望がありましたら、お気軽にコメントください。

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