・持っていくなら軽量な方がいい
・防寒性能よりも軽快さを重視
さまざまな天候に対応しなければならない登山やトレイルでは、手の保護や保温のため手袋を持つことをおすすめします。
そこで、【実測23g】Smartwool(スマートウール) メリノグローブをレビューします!
この記事でわかること
- UL手袋のスペック
- ギアレビュー(実際の写真付き)
- ギアハック&まとめ
この記事では、UL手袋の「全機能」や「使用感」を写真付きでレビューしています。
✔️ UL(ウルトラライト)歴
カル吉@ul_compass
✅ UL登山歴6年目
(ソロ&縦走&ロングトレイル)
✅ ベースウェイト3kg未満
(現在のギアリスト)
✅ ULギア投資額200万円超
(個人輸入実績◎)
無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。
軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう!
スマートウールのメリノグローブは、薄手のウール素材の手袋です。
シンプルかつ薄手のため単体での使用だけでなく、組み合わせて使うことも得意です。
ナイロン芯で耐久性を高めつつ、肌に触れる部分は100%ウール素材なのもうれしいポイントです。
毛細血管が多い手を保温することで体感温度が大きく変わるので、ぜひ導入を検討してみてくださいね。
Smartwool|メリノグローブ
Smartwoolとは
出典:Smartwool
Smartwool(スマートウール)は、メリノウール素材のアウトドアウェアを作成するアメリカのメーカーです。
ウールのちくちく感を一切感じさせない滑らかな着心地のウェアを多数ラインナップしています。
ギアスペック
メーカー | Smartwool |
アイテム | メリノグローブ |
重 さ | 実測23g |
サイズ | Sサイズ(18∼19cm) ※手の周囲の長さor手の平の付け根から中指先端までの長さの大きい数値を選択 |
カラー | ブラック |
価 格 | 3,630円(購入時) |
このギアの魅力
ULライフを快適にするポイント
- 肌に触れる面は100%ウール
- 薄手のため重ね着が得意
- 適度な防寒・防風性能
ウールなのに薄手で重ね着も得意なシンプルな手袋です。
使用インプレ
実際に手にとるように写真付きでレビューします。
肌に触れる面は100%ウール
素材はメリノウール88%とナイロン12%ですが、コアスパン構造により肌に触れる面は100%メリノウールです。
コアスパン構造により耐久性UP
ナイロンの芯材にウール素材を巻いた糸を使用することで、ウール100%より耐久性が31%高くなっています。
出典:GRiPSブログ
薄いので暑くなり過ぎない
とても薄手の生地を使用しているため、適度な保温力と通気性でオーバーヒートすることがありません。
手の動きを妨げない立体的構造
手の形に合わせたカッティングと縫製により、指先まで高いフィット感が得られます。
親指&人差し指がタッチパネル対応
親指と人差し指はタッチパネル対応のため、手袋を着用したままスマホの操作が可能です。
短めの手首で邪魔にならない
カフが5cmと短めなので、時計が隠れず見やすいです。
薄手のためインナーとしても使用可能
薄く手にフィットするため、インナーグローブとして使用しても違和感がありません。
コンパクトな収納サイズ
コンパクトな収納サイズでポケットやサコッシュに気軽に入れられます。
○ここがおすすめ
「軽い」は当たり前だからあえて言いません。
メリット
・肌に触れる面はメリノ
・ナイロン芯で耐久性UP
・程よい保温性と防風性
保温力があるのに暑くなり過ぎないため、ロングトレイルでの体温調節に役立ちました。
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△ここがざんねん
不便も楽しむ心が大切です。
デメリット
・カラー展開が少ない
・タッチ感度は普通
・耐久性に不安がある
生地自体が薄いため、ハードな使用には耐久性に不安が残ります。
3分ギアハック
大した工夫でない? だから真似できます。
寒い時は、上に防風性のあるグローブを合わせることで保温力を強化しています。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
シューズやソックスのように自分に合う手袋を探すのは意外と大変です。
この手袋の最大のメリットは、『ウールなのに薄手』という点です。
指先が冷たくなって手袋をしたが、すぐに暑くなって外してしまう人におすすめです。
また、暖かい季節は単体で使用し、寒い季節は防寒&防風性のあるグローブを重ねることで3シーズンの使用が可能です。