・ロールトップタイプはめんどう
・DCF素材のものは高過ぎる
スタッフサックは小分けにせず、大きなパックライナーを使用することで軽量化が可能です。
そこで、【実測31g】EXPED(エクスペド) Cord Drybag UL(コードドライバッグUL)をレビューします!
この記事でわかること
- ULパックライナーのスペック
- ギアレビュー(実際の写真付き)
- ギアハック&まとめ
この記事では、ULパックライナーの「全機能」や「使用感」を写真付きでレビューしています。
✔️ UL(ウルトラライト)歴
カル吉@ul_compass
✅ UL登山歴6年目
(ソロ&縦走&ロングトレイル)
✅ ベースウェイト3kg未満
(現在のギアリスト)
✅ ULギア投資額200万円超
(個人輸入実績◎)
無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。
軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう!
みなさんは防水機能があるスタッフサックを何枚使用していますか?
シュラフ用、着替え用など用途を分けて数を増やすと袋だけで意外と重量があります。
大きいパックライナーにまとめて収納すると、軽量化&パッキングの簡素化が可能です。
まずは、手元にあるスタッフサックをパックライナーに置き換えた場合、どのくらい軽量化可能か計算してみましょう!
EXPED|Cord Drybag UL
EXPEDとは
出典:EXPED
EXPED(エクスペド)は、「最小限の手段で最大限のアウトドア体験を」をコンセプトに、シンプルかつ機能性の高い登山用品を取り扱うスイスのメーカーです。
ドライバッグのラインナップが豊富で、濡らしたくないギアを入れるのに最適な1枚を選ぶことが可能です!
ギアスペック
メーカー | EXPED |
アイテム | Cord Drybag UL |
重 さ | 実測31g |
サイズ | XXLサイズ 高さ 48cm(取っ手を含む) 幅42cm マチ 22cm 容量 31L |
素 材 | 15Dシルナイロン(PUコーティング) |
価 格 | 4,950円(購入時) |
このギアの魅力
ULライフを快適にするポイント
- 開閉がラクなドローコード式
- まとめて収納が可能
- 高い防水性能
シュラフやインサレーションを必要以上に圧縮する必要がないのでパッキングの時間が半分になります。
使用インプレ
実際に手にとるように写真付きでレビューします。
15Dシルナイロン素材使用
15Dのシルナイロン素材を使用し、裏側はポリウレタン(PU)コーティングが施されています。
縫い目はシームテープ処理
全ての縫い目はシームテープ処理されているため、防水性が高いです。
開閉がしやすいドローコード式
開閉が簡単でロールトップ式よりも軽量なドローコード式を採用しています。
引っ張ると閉まるコードロック
口の部分に縫い付けられたコードロックを抑えながらコードを引っ張ると閉まります。
カウンターグリップで即アクセス
開ける時は、コードの反対側にあるカウンターグリップを持ち、ロックを摘みながら引きます。
中身が透けて見える
半透明の生地のため中身が少し透けて見えます。
豊富なサイズ展開
7種類のサイズがあります。(XXS→1.5L、XS→2.7L、S→5L、M→8L、L→13L、XL→19L、XXL→31L)
サイズごとに違うカラー
サイズごとにカラーが違うため、複数個使っても見分けがつきやすいです。
出典:EXPED
○ここがおすすめ
「軽い」は当たり前だからあえて言いません。
メリット
・口部分以外は防水
・開閉がラクなドローコード式
・DCFと同じくらい軽量
ハイパーライトマウンテンギアのDCFスタッフサックと比較しても十分軽いです。
※いずれも容量13Lの場合、HMG(ジャンボ)→16g、EXPED(L)→19gとその差はわずかに3g。
△ここがざんねん
不便も楽しむ心が大切です。
デメリット
・加水分解する可能性がある
・サイズによって色が決まる
・完全防水ではない
唯一防水でない口の部分をドローコードで縛ってパッキングすることにより、少しでも防水性をUPさせています。
3分ギアハック
大した工夫でない? だから真似できます。
テント場ではシューズの上に置くことで、雨風(朝露)から濡れることを防いでいます。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
このパックライナーの最大の魅力は、「ドローコード式」であることです。
縦走やロングトレイルなどの連泊の際は、パッキングの手間がない方が圧倒的にラクです。
バックパックに撥水or耐水機能が一切ない場合は、少し重量が増えますが完全防水のロールトップタイプがおすすめです!