・洗剤はどれを使えば良いの?
・そもそもどうやってするの?
ダウン製品、しかも大物のシュラフの洗濯って難しそうに感じますよね。
そこで、購入3年目のキュムラスのダウンシュラフの洗濯方法を解説します!
この記事でわかること
- ダウン製品におすすめの洗剤
- ダウンシュラフの洗濯方法
- 洗濯したシュラフの乾燥&保管
この記事では、ダウンシュラフの「洗濯方法」を解説しています。
✔️ UL(ウルトラライト)歴
カル吉@ul_compass
✅ UL登山歴6年目
(ソロ&縦走&ロングトレイル)
✅ ベースウェイト3kg未満
(現在のギアリスト)
✅ ULギア投資額200万円超
(個人輸入実績◎)
無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。
軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう!
ポイントは、時間のある日に実行し、しっかり乾燥させることです。
適切なメンテナンスをすることで、ダウンロフトと撥水性の維持が可能です。
やってみると意外と簡単でした!
ぜひ、ULギアの中でも高額なシュラフを洗濯して長持ちさせましょう!
洗濯するシュラフ
今回洗濯するのは、3年ほど前から愛用しているキュムラスのX-Lite200(カスタム)です。
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キュムラスX-LITE200|900FP撥水ダウン&ジッパーレス
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ポーランド産の900FPダウンを使用することで300gを切る重量で1℃まで対応可能です。
先日の2泊3日約40kmの登山の際も濡れた体を温めてくれました。
使用する洗剤
使用する洗剤は、『グランジャーズのダウン2イン1ウォッシュ&リペル』です。
ダウンの自然のオイル成分を保ちながら汚れのみを洗浄し、撥水加工もできる優れものです。
ダウンシュラフは、しっかり乾燥させることが大切なため、ドライヤーボール付きのものを購入しました。
洗濯方法
今回は、自宅の浴槽と乾燥機で「洗い → すすぎ(2回) → 乾燥(60分×3回)」の順番で進めました。
自宅に乾燥機がない場合は、近くのコインランドリーでも代用可能です。
湯船にお湯をはる
洗剤のパッケージに記載されたシュラフ1枚に対する水量の目安は40L です。
一般に普及している浴槽の容量は、200〜300L程度のため、1/5を目安にお湯を溜めます。
洗剤を入れる
シュラフ1枚・水量40Lに対する洗剤の量は、200ml(キャップ4杯)です。
洗剤投入後、手で軽く混ぜます。
シュラフを浸す
シュラフを湯船に入れ、空気を抜きながらお湯に浸していきます。
防水・撥水素材の場合は、生地を痛めないようにゆっくり手で押しながら行います。
踏み洗い
完全に空気が抜けたら、優しく踏み洗いします。
浴槽の栓の金具で生地を痛めないように注意してください。
すすぎ
浴槽の栓を抜き、きれいなお湯に入れ替えます。
泡や汚れが目立たなくなるまで、2〜3回繰り返します。
脱水
今回は、洗濯機の脱水機能は使わず、手で押しながら水気を切ります。
シュラフの足側から畳みながら押して水を出すのがコツです。
乾燥
付属するドライヤーボールを入れることで、、ダウンをほぐしながら乾燥させます。
今回は、60℃以下の低温設定で60分×3回行いました。
取り出してみて、水気がなくダウンのロフトが戻っていれば乾燥終了です。
シュラフの重量を測ってみると、洗濯前297g → 乾燥後296gと完全に乾いています。
保管方法
ロフトが潰れないように大きめの袋に入れて保管します。
おすすめは、無印良品の洗濯ネット(大物用)です。
まとめ
思っていたよりも簡単に洗濯でき、モフモフで撥水加工されたシュラフになりました!
すすぎや乾燥に時間がかかるため、まとまった時間が取れる日にやることがポイントとなります。
特にも完全にダウンを乾燥させないと偏りやカビの原因となります。
今回紹介したグランジャーズのダウン専用クリーナーには、ドライヤーボールが付属するのでとても便利です。
家庭用洗剤で洗う場合もテニスボールや専用のドライヤーボールを使用することをおすすめします。