・シンプルなX-Liteを検討している
・キュムラスってカスタムできるの?
キュムラスのシュラフはカスタムすると対応温度そのままで「50g軽量化&ダウン撥水加工」が可能です。
そこで、【実測297g】CUMULUS(キュムラス) X-Lite200 CUSTOMU(エックスライト200カスタム)をレビューします。
この記事でわかること
- キュムラスのダウンシュラフのスペック
- ギアレビュー(実際の写真付き)
- ギアハック&まとめ
この記事では、X-Lite200カスタムの「全機能」や「サイズ感」を写真付きでレビューしています。
✔️ UL(ウルトラライト)歴
カル吉@ul_compass
✅ UL登山歴6年目
(ソロ&縦走&ロングトレイル)
✅ ベースウェイト3kg未満
(現在のギアリスト)
✅ ULギア投資額200万円超
(個人輸入実績◎)
無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。
軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう!
X-Lite200は、900FPの高品質ダウンを使用した3シーズン対応の超軽量シュラフです。
また、使用場面に合わせてダウン量や生地をカスタムすることが可能です。
カル吉は、「ダウン撥水加工・フットボックスを防水生地へ変更・ジッパーレス」にカスタムしています。
通常モデルより濡れに対して防御力UPし、50g以上の軽量化に成功しています。
CUMULUS|X-Lite200 CUSTOMU
CUMULUSとは
出典:CUMULUS
キュムラスは、900FPダウンを使用したシュラフやウェアを中心に、軽量かつ素材に妥協しないギアを取り扱うポーランドのメーカーです。
「サイズ、ダウン量、ファブリックの種類、ジッパーの長さ」などを自由に選択できるシュラフのセミオーダーメイドは必見です。
ギアスペック
ブランド | CUMULUS(キュムラス) |
アイテム | X-LITE200 CUSTOMU |
重 さ | 実測297g |
サイズ | 長さ 180cm 上幅 77cm 下幅 51cm |
カラー | メテオライトブラック |
素 材 | 中綿:900FP(撥水) 生地:東レ エアータスティック |
価 格 | 290ユーロ |
このギアの魅力
ULライフを快適にするポイント
- 寒い夜に震える必要がなくなる
- ダウンなのに多少の濡れは平気
- パッキングも適当でOK
本当に暖かい!これに尽きます。
しかも濡れに強くて圧縮性も高いって最強じゃないですか?
使用インプレ
実際に手にとるように写真付きでレビューします。
900FP撥水ダウン170g
中綿は、900FPのダウンを撥水加工、170gに変更しています。
快適温度は6℃、限界温度は1℃のシュラフとなっています。
※通常は、900FPのダウン(撥水無)が200g入っています。
生地はメイドインジャパン
本体は、軽量性に優れる東レのダウンプルーフの生地を使用しています。
※通常と同様の生地です。
防水仕様のフットボックス
シェルターの結露対策に、フットボックスの生地を防水仕様に変更しています。
※通常は、本体と同様の生地が使用されています。
ジッパーレスでも快適な横幅
横幅に余裕があるため、サイドジッパー無に変更しています。
※通常は、2/3ジッパーがついています。
カスタム可能なダウン充填比
ダウンの充填比を前面65背面35に変更しています。
※通常は、前面55背面45です。
コンパクトな収納サイズ
収納時は、1Lの容器と同じくらいコンパクトになります。
立体的なフットボックス
フットボックスが立体的で足元もしっかり暖かいです。
首元はドローコードで調節
ドローコードにより首元から暖かさを逃しづらいです。
ダウンなのに自宅で洗濯可能
専用洗剤を使用することで、自宅でも洗濯が可能です。
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キュムラスのダウンシュラフを洗濯!グランジャーズの洗剤を使用
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○ここがおすすめ
「軽い」は当たり前だからあえて言いません。
メリット
・ダウンの撥水加工と足元の防止仕様により濡れに強い
・ダウンの充填比を変えることで、前面のダウン量は変わらない
オリジナル:200g(ダウン総量)×55(前面充填比)=110g(前面ダウン量)
カスタム:170g(ダウン総量)×65(前面充填比)=110.5g(前面ダウン量)
・サイズに余裕があるので、シュラフの中であぐらで座れる。
テント場では、シュラフの中であぐらをかいて、腰の部分でドローコードを絞って過ごします。
△ここはざんねん
不便も楽しむ心が大切です。
デメリット
・ロフトのかさが大きいのでパッキングが大変
・カスタム仕様は、個人輸入でしか手に入らない
・圧縮し過ぎてしまうと、ロフトの回復に時間がかかる
パッキングにより潰れたロフトは、シュラフを振ってあげると早く回復します。
3分ギアハック
大した工夫でない? だから真似できる。
・圧縮し過ぎないように、大きめのパックライナーにざっくりとパッキングします。
山と道MINI2のバックパックにちょうど入るエクスペドの「フォールドドライバッグUL Lサイズ」を使用しています。
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【ULパックライナー】EXPEDのドライバッグが山と道MINIに最適
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使用後は、裏返して風にあてて湿気をとばします。
収納時は、ロフトが潰れないように余裕のある布団用洗濯ネットに入れてます。
使用しているのは、無印良品の「両面使える洗濯ネット 大物用」です。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
カル吉は、歩行時間と同じくらい時間を使う睡眠を大切にしています。
軽量化し過ぎて、寒くて眠れなかったのでは、本末転倒ですよね。
ぜひ、秋口のベランダやキャンプ場など、安全なところで寝てみながら自分はどのぐらいの温度で寒いと感じるか実験してみてくださいね。
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