・自分好みにカスタムできるの?
・やり方とスペックを知りたい
高品質ダウンを使用したキュムラスのシュラフの一部製品はカスタムが可能って知ってますか?
そこで、キュムラスのキルトを妄想でカスタムオーダーしてみたいと思います!
この記事でわかること
- キュムラスのシュラフのカスタム
- カスタムする理由&方法
- カスタムしたキルトのスペック
この記事では、キュムラスのキルトの「カスタム方法」を写真付きで紹介しています。
✔️ UL(ウルトラライト)歴
カル吉@ul_compass
✅ UL登山歴6年目
(ソロ&縦走&ロングトレイル)
✅ ベースウェイト3kg未満
(現在のギアリスト)
✅ ULギア投資額200万円超
(個人輸入実績◎)
無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。
軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう!
カル吉が使っているシュラフは、キュムラスのX-Lite200カスタムです。
300g以下なのに対応限界温度1℃と鬼スペックです。
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キュムラスX-LITE200|900FP撥水ダウン&ジッパーレス
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なんと最近、キュムラスの公式ホームページでキルトがカスタムオーダーに追加されていました!
そこで、カル吉が実際に3シーズン使うと想定してカスタムしてみます。
CUMULUSとは
出典:CUMULUS
キュムラスは、900FPダウンを使用したシュラフやウェアを中心に、軽量かつ素材に妥協しないギアを取り扱うポーランドのメーカーです。
「サイズ、ダウン量、ファブリックの種類、ジッパーの長さ」などを自由に選択できるシュラフのセミオーダーメイドは必見です。
QUILT(キルト)とは
出典:CUMULUS
キルトは、スリーピングバッグの種類のうちの1つです。
フードと背面を省いたシンプルかつ軽量化のために必要な部分のみを残したシュラフです。
背中側の保温はスリーピングマットに任せて、掛け布団のように使用することが可能です。
カスタムする理由
出典:CUMULUS
カスタムするメリットは、ずばり自分が必要な保温力を維持したまま軽量化ができる点です。
逆にデメリットは、カスタムオーダーを扱っているメーカーが少なく、既製品よりも金額が高いことです。
カスタムする方法
出典:CUMULUS
現時点では、キュムラスの公式ホームページから個人輸入する方法しかありません。
しかし、翻訳アプリとクレジットカードさえあれば、英語が全くできないカル吉でも出来たので安心してください!
基本スペック
出典:CUMULUS
カスタムオーダーの前にベースとなるキルトのスペックを確認します。
基本的な構造(長さ・横幅・形状)は同じで、キルトの後に表示される「150」などの数字がダウン量を表しています。
種類 |
共通スペック |
基本 |
総重量 |
ダウン量 |
快適 |
限界 |
収納 |
キルト 150 |
ダウン品質:850FP |
199ユーロ |
380g |
150g |
9℃ |
4℃ |
1.5L |
キルト 250 |
225ユーロ |
490g |
250g |
4℃ |
0℃ |
3L |
|
キルト 350 |
255ユーロ |
600g |
350g |
2℃ |
−4℃ |
4L |
|
キルト 450 |
289ユーロ |
710g |
450g |
−1℃ |
−7℃ |
5L |
カスタムポイント
出典:CUMULUS
カスタムオーダーをする際に変更可能な点は、次の6つです。
カスタムポイント
・長さ
・幅
・ダウン品質・量
・ファブリック
・フットボックスの防水
・フットボックスダウン追加
それでは、順番に説明していきます。
長さ
出典:CUMULUS
身長に合わせて選択してください。
通常は、基本のままMサイズを選択して問題ないです。
最適身長
XSサイズ:160cm未満
Sサイズ:152cm〜170cm
Mサイズ:165cm〜183cm
Lサイズ:178cm〜196cm
XLサイズ:189cm〜207cm
※サイズの変更に連動してMサイズと同等の体感温度となるようにダウン量が自動調節されます。
幅
出典:CUMULUS
「標準幅は95%のユーザーに適しています。」と記載もあるので変更しなくていいでしょう。
極端なスレンダーもしくは筋肉質の場合だけ変えてください。
※幅の変更に連動して標準と同等の体感温度となるようにダウン量が自動調節されます。
ダウン品質・量
出典:CUMULUS
まずダウン量は、標準値から±10g単位で変更が可能です。
ダウン品質は、850FPか900FPの2種類を撥水加工の有無の計4種類から選択可能です。
お財布が許せば、900FP(撥水)→850FP(撥水)→900FP→850FPの順で選びましょう。
ファブリック
出典:CUMULUS
アウターファブリックは5種類、インナーファブリックは3種類から選択が可能です。
おすすめは、X-Liteシリーズにも標準使用されている「Airtastic(エアータスティック)」です。
選べる生地の中で最軽量かつ耐久撥水性&ダウンプルーフ仕様です。
フットボックスの防水
出典:CUMULUS
これを選択するとフットボックス部分のみ防水生地に変更となります。
タープ泊で外気にさらされる場合やシングルウォールで結露しやすいテントを使用している場合はご検討ください。
フットボックスのダウン追加
出典:CUMULUS
これを選択するとフットボックス付近のダウン量のみ増加させることが可能です。
足元の冷えがひどい人は検討してみてください。
まとめ
妄想のはずが本当にカスタムオーダーしたくなってしまいました。
ちなみにカル吉がオーダーするとこんな感じになります。
出典:CUMULUS
キルト150をベースに900FP(撥水)ダウンを最小の130gに変更し、東レの生地により軽量化を図っています。
290gで限界温度4℃の最強キルトが完成です。
通常のシュラフ(カスタムオーダー_)を個人輸入する方法はこちらをご覧ください。
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【保存版】キュムラスのシュラフを個人輸入する方法を徹底解説
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また、キュムラスのカスタムオーダーに関する質問や相談もお気軽にどうぞ!