
・何から手をつけたら良いの?
・軽量化の順番を教えて!
装備を軽量化したいけど、何から手をつけて良いか分からないという人も多いですよね。
今回は、お金と時間を無駄にしない「軽量化の4つのステップ」について説明します。
この記事でわかること
- 軽量化の4つのステップ
- 各ステップでやるべきこと
- なぜ買い替えが最後なのか?
この記事では、「軽量化の4つのステップ」を考察しています。
✔️ UL(ウルトラライト)歴
カル吉@ul_compass
✅ UL登山歴6年目
(ソロ&縦走&ロングトレイル)
✅ ベースウェイト3kg未満
(現在のギアリスト)
✅ ULギア投資額200万円超
(個人輸入実績◎)
無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。
軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう!
装備を軽量化する順番は、「量る→削る→兼ねる→替える」がおすすめです。
なぜなら、この方法が『お金と時間』を節約できる可能性が1番高いからです。
「買い替え」が1番最後の手段であることがポイントです!
ぜひ、正しい順番で装備の軽量化を目指して、身軽に・気軽に・自由にハイクを楽しみましょう。

量る【知ること】
まず大切なのは、自分の持っているギアとその重さを知ることです。
また、気温やスマホの電池の残量なども記録して次の登山の軽量化に役立てましょう。
1g単位で重さを量る
テントやシュラフはもちろん、ペグやスタッフサックまで全てのギアの重さを量ります。
カタログスペックを鵜呑みすることなく、必ず実測しましょう。
ギアリスト作成
ギアリストを作り、現在のベースウェイトを把握しましょう。
カル吉は、5つの分類に分けて【運ぶ・寝る・着る・食べる・その他】リストを作成しています。
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データを記録
ギアの重さ以外にも『気温・食料・水・燃料』のデータを登山のたびに記録しましょう。
自分の体感(耐寒)温度を知ることにより、ウェアやシュラフの軽量化につながります。
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削る【手放すこと】
難しいのは、足すことよりも引くことです。
今まで自分で作った概念や壁を壊す良いチャンスだと思ってください。
あれば便利は不要
「枕・テントの床・防水シューズ」これらは昔のカル吉が絶対必要だと思っていた物です。
多少の不便を受け入れることが自由への第一歩となります。
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機能は最低限に
機能を最小限にすることで軽量化だけでなく、故障のリスクも少なくなります。
また、同じ機能であれば、より軽いものを選ぶようにしましょう。
徹底的に削る
食料は、パッケージから出してまとめてジップロックに入れ替えます。
「たった数グラムの軽量化」を積み重ねるため、ウェアのタグを切ることも大切です。
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兼ねる【工夫すること】
1つのアイテムに複数の役割を持たせることが最強の軽量化です。
この考えが身につくと持ち物が減り、UL化も加速します。
2in1の機能を持たせる
1つのギアに2つの用途を持たせることにより、大幅な軽量化が可能となります。
トレッキングポールは、シェルターのポールと併用し、エマージェンシーシートは、グランドシートとして使用しています。
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組み合わせる
ヘッドライトにスタッフサックを被せることにより、柔らかな光のランプに変身します。
スタッフサックには着替えを入れて、枕の代わりとして使用しています。
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工夫は無限大
用途が他になさそうなティッシュもクッカーの中に入れ、緩衝材の代わりに使用します。
アルコールストーブの保護と歩行時の揺れによるカラカラ音の軽減に役立っています。
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替える【失敗を認めること】
買い替えること=お金と時間を無駄にすることです。
ぜひ、カル吉のギア遍歴など過去の失敗も参考にしながら、賢く買い替えてくださいね。
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カル吉は、ヒルバーグのテント(ソウロ)からフロアレスシェルターに買い替え、2kg以上の軽量化に成功しました。
他にもシュラフやバックパックを買い替えることにより、大幅な軽量化が期待できます。
コスパも大切
バックパック、シュラフ、シェルターなどULギアはお金がかかります。
ジップロックや100均アイテムを駆使して金額を抑えながら軽量化することも大切です。
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重くても安全重視
装備の軽量化だけが目的になってしまうと危険な時があります。
レインウェアやシェルター、ペグなどは山や気候に合わせて多少重くなっても安全をとることも大切です。
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まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
装備の軽量化を考えた時に「買い替え」から始めるとカル吉のように装備より先に財布がULになります。
必ず軽量化の際は、次の順番を守りましょう!
ULへの4ステップ
・量る【知ること】
・削る【手放すこと】
・兼ねる【工夫すること】
・替える【失敗を認めること】
買い替える際も、水筒をペットボトルに変えたり、スタッフサックをジップロックにするなどコスパ重視で始めましょう。