・どんな場面で使えるの？
・持ち運び方法は？
ダクトテープってどれを選んだら良いかわからない人も多いですよね。
そこで、UL登山におすすめの『ダクトテープ』を紹介します！
この記事でわかること
- ダクトテープとは？
- 登山におすすめのダクトテープは？
- 今回購入したダクトテープの紹介
この記事では、エマージェンシーキットにおすすめダクトテープを紹介しています。
✔️ UL（ウルトラライト）歴
カル吉@ul_compass
✅ UL登山歴６年目
（ソロ＆縦走＆ロングトレイル）
✅ ベースウェイト３kg未満
（現在のギアリスト）
✅ ULギア投資額200万円超
（個人輸入実績◎）
無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。
軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう！
エマージェンシーキットに入れておくと便利なのがダクトテープです。
ウェアやテントなどのギアが破損した際に修理するのに活躍します。
今回、Xでおすすめしてもらった『光洋化学 気密防水テープ エースクロス』を購入してみました。
そこで、これまで使用していたSOLのダクトテープと新たに購入したダクトテープを比較してみました！
ダクトテープとは
ダクトテープは粘着テープの一種で粘着力や強度が高いことが特徴です。
耐水性にも優れることから登山シーンでは、緊急時にウェアやギアの修理に使用されています。
ダクトテープの特徴
ガムテープのような見た目ですが、次のような特徴があります。
特徴
・粘着力が非常に強い
・野外でも使用可能なほど耐久性と耐水性が高い
・はさみを使わず手でカットが可能
ダクトテープの用途
ダクトテープは、主に緊急時のギアの修理を想定していますが、次のような用途で使用することも可能です。
用途
・穴の空いたテントの修理
・破れたウェアの修理
・折れたトレッキングポールの修理
・剥がれたシューズのソールの修理
・テーピングや絆創膏の代わり（緊急時）
・焚き火などの火種（緊急時）
愛用品と買い替え候補
長年、SOLのダクトテープを愛用し、エマージェンシーキットに入れていました。
2個入りのうち1個を使い切ったので、別のダクトテープを購入してみることにしました。
候補1 ゴリラグルー ゴリラテープ
USAでNo.1と言われるほど強力な接着力と極厚で耐久性にも優れたダクトテープ。
候補2 ヤマト アウトドアテープ
アラビックヤマトのりで有名な会社が作ったカラバリ豊富で携帯性にも優れたアウトドアテープ。
候補3 3M 超強力多用途補修テープ
カード型で携帯性にも優れたベニヤ板などの多孔質にも使用可能な強力粘着テープ。
実際に購入したテープ
最初は上記の3つの中から購入を検討していましたが、Xでおすすめしてもらったテープを購入することにしました。
60年以上粘着テープを作り続ける日本のブランドが出してる剥離紙付きの気密防水テープです。
SOLのダクトテープとエースクロスを比較
これまで使用していたSOLのダクトテープと新しく購入したエースクロスの気密防水を比較してみました。
全体の重さ
SOLは、1ロール（幅5cm×長さ127cm）20gです。
エースクロスは、1束（幅5cm×長さ127cm）19gです。
テープ以外の重さ
SOL
エースクロス
SOLのテープの芯の重さは、1.2gです。
エースクロスの1束（幅5cm×長さ127cm）の剥離紙の重さは、5.9gです。
携帯性
SOLは、コンパクトですが厚みがあります。
エースクロスは、薄く畳み方によって大きさを変えられます。
切りやすさ（手）
どちらも手で簡単に切ることが可能です。
切り口は、ややエースクロスの方が綺麗です。
切りやすさ（ハサミ）
剥がれにくくするため、マルチツールの小さいハサミで角を丸く切ってみました。
どちらも綺麗に切ることができましたが、剥離紙があるのでエースクロスの方が切りやすかったです。
粘着力
トレッキングポールのような貼りやすい素材はもちろん、ウール素材のウェアなどにもしっかり張り付きます。
粘着力の強度に差はないように感じました。
耐久性
上部は千枚通し、下部はカッターで傷つけてみました。
鋭利なものに対する耐久性に違いはありません。
防水性
耐水性についても差はありません。
安心してレインウェアやテントの補修に使えそうです。
剥がし跡
SOL
エースクロス
SOLは、ベタベタすることなく綺麗に剥がれます。
エースクロスは、少しベタベタが残ります。
コスパ
SOLは、1mあたり約291円（740円/2.54m）です。
エースクロスは、1mあたり約41円（836円/20m）です。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
結論、次の理由から『光洋化学 気密防水テープ エースクロス』は、購入して良かったです。
・剥離紙付きで便利
・必要な分だけ携帯可能
・畳み方で大きさを変更可能
・コスパに優れる
粘着力や防水＆耐久性などの性能的に大きな差はないダクトテープだからこそ使い勝手の良さで選びたいですね。
購入の際は、品番の後ろの数字が「031 → 剥離紙ありタイプ」、「011 → 剥離紙なしタイプ」ですので、ご注意ください。