ULメモ

【ベースウェイトとは】登山におけるUL(ウルトラライト)は何Kg?

ベースウェイトとは

 

オモ太
・ベースウェイトってなに?
・計測方法を知りたい
・UL(ウルトラライト)は何kg?

 

UL(ウルトラライト)に興味を持つと「ベースウェイト」という言葉を必ず目にしますよね。

今回は、「ベースウェイトとは何か?、どうやって測るか?」について説明します。

 

この記事でわかること

  • ベースウェイトとは
  • 測り方の一覧&種類
  • ベースウェイトが軽いと良い理由

この記事では、「ベースウェイトとは何か」を考察しています。

 

✔️  UL(ウルトラライト)歴

カル吉@ul_compass

✅  UL登山歴6年目
  (ソロ&縦走&ロングトレイル)
✅  ベースウェイト3kg未満
  (現在のギアリスト
✅  ULギア投資額200万円超
  (個人輸入実績◎)

無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。

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ベースウェイトとは、登山する際の荷物の重さの量り方の1つです。

バックパックから消耗アイテム(水、食料、燃料など)を除いた重さをベースウェイトといいます。

ベースウェイト3kg未満のギアリスト
UL(ウルトラライト)ギアで軽量化!ベースウェイト2.7kgの山装備リスト

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ベースウェイトの他に「パックウェイト、スキンアウト」という計量の方法もあります。

一般的にベースウェイトが4〜5kg程度をUL(ウルトラライト)と呼んでいます。

 

カル吉
ベースウェイトを正しく理解

 

 

 

ベースウェイトの量り方は?

1g単位で測れるスケール

装備重量の量り方は、「ベースウェイト・パックウェイト・スキンアウト」の3種類です。

「何を含んで、何を含まないか」を決めることにより、客観的な装備の重さの比較が可能となります。

計量方法 ベースウェイト

(BASE WEIGHT)

パックウェイト

(PACK WEIGHT)

スキンアウト

(SKIN OUT)

バックパック(消費アイテム除き)
食料・水・燃料など(消費アイテム) ×
ストック ×
ポケットの中の物 × ×
衣類(帽子・サングラス・靴を含む) × ×

 

 

装備重量の量り方3種類

装備の量り方によって重量に含むものと含まないものがあります。

UL(ウルトライト)では、基本的にベースウェイトの量り方を採用しています。

 

ベースウェイト(BASE WEIGHT)

ベースウェイトとは(ベースウェイト)

水、食料、燃料などの消費アイテム(使うと減る物)を除いたバックパックの重量を量ります。

一般的にUL(ウルトラライト)ギア界ではこの計量方法を使用します。

 

衣類やシューズ、ポケットの中に入れるスマホやストック(トレッキングポール)は含みません。

カル吉は、地図やカメラの代わりとなるスマホ、シェルターのポールとして使用するストックは重量に含めています。

 

パックウェイト(PACK WEIGHT)

ベースウェイトとは(パックウェイト)

歩き始める時点で背負うバックパック全体の重量を量ります。

消費アイテムも含むため、実際に背負う重量がリアルにわかります。

 

デメリットは、宿泊の有無や工程の長さによって食料や燃料の重さに差が出る点です。

正確に比較するのであれば、「日帰り・1泊2日、1週間縦走」など基準を決める必要があります。

 

スキンアウト(SKIN OUT)

ベースウェイトとは(スキンアウト)

バックパック&歩行時に身につける物全ての重量を量ります。

服やシューズはもちろん、下着やサングラスも計量します。

 

全てのギアを量るため、1番公平な計量方法となります。

しかし、計量の煩雑さから採用される場面は少ないです。

 

 

UL(ウルトラライト)は何kg?

UL(ウルトラライト)とは、ベースウェイト4〜5kgが目安となります。

その他にもベースウェイトの重さによって次のように呼び方が異なります。

 

サブウルトラライト(SUB-ULTRA LIGHT)

ベースウェイト2〜3kgは、サブウルトラライトといいます。

厳選されたULギアはもちろん、ギアの不足を知識やアイディアで補う必要があります。

 

ウルトラライト(ULTRA LIGHT)

ベースウェイト4〜5kgは、ウルトラライトといいます。

まずはここを目指すために、バックパック・シュラフ・シェルターなどの大物を軽量化しましょう!

 

ライトウェイト(LIGHT WEIGHT)

ベースウェイト8〜9kgは、ライトウェイトといいます。

特段ULを意識しなくても現在発売されているギアを購入すれば達成可能となります。

 

 

ベースウェイトを軽くするメリット

ソロでのUL(ウルトラライト)ハイク登山

荷物を軽くすると、「登山=重い荷物を背負い苦しい」が消えます。

そして、景色を見る余裕や歩くことに集中することが可能となります。

 

ULのメリット

・体力の消耗をセーブ可能

・より早く目的地まで着ける

・より遠くまで歩ける

 

 

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

現在は、ULを意識して購入しなくてもライトウェイト(8〜9kg)は容易に達成可能です。

しかし、装備を軽量化した際に得られる快適性や自由を求めるのであれば、ウルトラライト(4〜5kg)を目指しましょう!

 

お金と時間を無駄にする前にたくさんのギアレビューを見て脳内シミュレーションしましょう。

ベースウェイト10kgオーバーから3kg未満にした際のカル吉のギア遍歴も参考にしてくださいね。

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