
・汁物と炒め物を作りたい
・キレイにスタッキングしたい
焚き火でみそ汁や簡単な炒め物を作るために調理用のアルミクッカーを購入しました。
そこで、【実測326g】belmont(ベルモント) アルミトレールクッカー1000をレビューします!
この記事でわかること
- ULアルミクッカーのスペック
- ギアレビュー(実際の写真付き)
- ギアハック&まとめ
この記事では、ULアルミクッカーの「全機能」や「使用感」を写真付きでレビューしています。
✔️ UL(ウルトラライト)歴
カル吉@ul_compass
✅ UL登山歴8年目
(縦走・ロングトレイル・源流タープ泊)
✅ ベースウェイト3kg未満
(現在のギアリスト)
✅ ULギア投資額200万円超
(個人輸入実績◎)
無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。
軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう!
源流×タープ泊のときに焚き火でみそ汁や炒め物を作りたいと思ってアルミクッカーを購入しました。
-
-
【ベースウェイト4.7kg】テンカラ×タープ泊の源流釣行ULギア装備リスト
続きを見る
調理用クッカーを選ぶうえで外せない条件は、「アルミ素材・汁物と炒め物が作れる・炊飯用クッカー(Backcountry Almi Pot)が収納可能」の3つです。
このアルミクッカーは、深型クッカーで炊飯や汁物を作り、浅型のクッカーで炒め物や揚げ物を作ることが可能です。
インナーリッドによりクッカーの上下の空間を分けてパッキングできるのも魅力ですね。

belmont|アルミトレールクッカー1000
belmontとは
出典:belmont
ベルモントは、釣具やアウトドア用品を製造・販売する日本のメーカーです。
使いやすく長持ちする製品造りをモットーにアウトドア用品の9割は燕三条地域の町工場の最先端の加工技術で作られています。
ギアスペック

| メーカー | belmont |
| アイテム | アルミトレールクッカー1000 |
| 重 さ | 実測326g(深型クッカー159g+浅型クッカー131g+チタンリッド36g) ※オリジナルの実測348g(深型クッカー159g+浅型クッカー131g+アルミリッド55g+つまみ3g) |
| サイズ | 深型クッカー外径:幅152mm × 高さ77mm 浅型クッカー外径:幅145mm × 高さ45mm インナーリッド外径:幅147mm × 高さ9mm 深型クッカー内径:幅139mm × 高さ76mm 浅型クッカー内径:幅139mm × 高さ44mm インナーリッド内径:幅132mm × 高さ7mm 厚さ 1mm つまみ:幅20mm × 高さ14mm |
| 素 材 | アルミ(アルマイト加工) |
| 容 量 | 深型クッカー:1000ml 浅型クッカー:600ml |
| 価 格 | 8,140円(購入時) |
このギアの魅力
ULライフを快適にするポイント
- 焚き火で使用可能
- 熱伝導率の高いアルミ素材
- 吊るして調理が可能
焚き火でガンガン使えて、高い熱伝導率と吊るせるハンドによりおいしいご飯が炊けるアルミクッカーです。
使用インプレ
実際に手にとるように写真付きでレビューします。
汁物調理に便利な深型クッカー
メインの鍋は容量1L(すり切り1.2L)で、煮たり・茹でたり・炊飯などに適しています。

炒め調理に便利な浅型クッカー
蓋となるフライパンは容量0.6L(すり切り0.7L)で、炒め物・揚げ物に適し、袋ラーメンも作れます。

多用途に使えるインナーリッド
リッドは、皿・クッカーの蓋・フライパンとして使用でき、パッキング時は上下を仕切る役割もあります。

焚き火でも歪みにくい1mm厚
厚さ1mmのアルミ素材(アルマイト加工のみ)を使用しているため、焚き火でガンガン使用可能です。

火傷の心配が少ないロングハンドル
約10cmのハンドルは熱くなりにくく、ステンレス製のため耐久性も高いです。

吹きこぼれを軽減する段差構造
深型クッカーのふちに段差があり、吹きこぼれにくい構造となっています。

調理に便利な目盛り
深型クッカーの内側には、300ml、600ml、10oz、20oz、25ozの目盛りがついています。

取り外し式のつまみ
インナーリッドは、吸盤により取り外しが可能なシリコン製のつまみで開閉します。

紛失防止のネオジウム磁石付き
つまみにはネオジウム磁石が埋め込まれているため、紛失防止に他のギアにくっつけることが可能です。

トレールクッカー650がスタッキング可能
同シリーズの容量650のトレールクッカーを中に収納可能です。
出典:belmont
OD缶が収納可能
250サイズのOD缶が収納可能です。(OD缶を収納した場合は、リッドはクッカーの下に重ねて持ち運び)
出典:belmont
○ここがおすすめ
「軽い」は当たり前だからあえて言いません。
メリット
・焚き火で使用できる
・2つの調理を同時に可能
・リッドによりパッキングがラク
リッドの下にはライターなどの小物、リッドの上には別のクッカーを収納することが可能です。

△ここがざんねん
不便も楽しむ心が大切です。
デメリット
・チタンモデルより約100g重い
・調理しない場合はオーバースペック
・コンパクトに収納できない
収納サイズが大きい(直径約15cm×高さ約12cm)代わりに、内部にたくさんギアを収納可能です。

3分ギアハック
大した工夫でない? だから真似できます。
軽量化のため、つまみ(3g)は携行せず、アルミリッド(55g)をチタンリッド(36g)に変更することで軽量化しています。

まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
最初は、snow peakのアルミパーソナルクッカーセットのLサイズを使用することを検討していました。
しかし、次の点に魅力を感じてトレールクッカーを選択しました。
トレールクッカーの魅力
・深型クッカーの吹きこぼれにくい段差構造
・浅型クッカーのハンドル形状が深型と同じ
・多用途に使えるリッド付き
・リッドによりパッキングがしやすい
特にもインナーリッドによりクッカー内部の空間が上下に分かれることで、スペースが無駄にならず効率良くパッキングが可能な点が魅力です。
炊飯に使用するEVERNEW / Backcountry Almi Potもハンドルを外すとシンデレラフィットします。

煤のついたクッカーを収納する際はリッドの上に置き、深型クッカーを被せるようにパッキングすると、トレールクッカーの内側を汚しません。

また、スタッフサックは汚れる前提で使い捨てのビニール袋を使用しています。
焚き火で使用するとクッカーの底面が煤で黒く汚れるので、帰宅後にキレイにしています。
-
-
アルミクッカーの煤汚れをクエン酸&メラミンスポンジで簡単に落とす方法
続きを見る
焚き火でのおいしいご飯を調理したい人は、マルチに使えるトレールクッカーをぜひご検討ください。
なお、アルコールストーブやガスバーナーを使用する場合は、より軽量な「チタントレールクッカー1000」がおすすめです!



