
・クローズドセルタイプが欲しい
・おすすめを知りたい!
ULといえば「クローズドセルタイプのスリーピングマット」ですよね。
そこで、登山におすすめのクローズドセルタイプのULスリーピングマットを紹介します!
この記事でわかること
- クローズドセルマットとは?
- クローズドセルマットのメリット&デメリット
- おすすめのULクローズドセルマット12選
この記事では、おすすめのULクローズドセルマット12選を紹介しています。
✔️ UL(ウルトラライト)歴
カル吉@ul_compass
✅ UL登山歴6年目
(ソロ&縦走&ロングトレイル)
✅ ベースウェイト3kg未満
(現在のギアリスト)
✅ ULギア投資額200万円超
(個人輸入実績◎)
無限の好奇心でUL情報をシェアしてます。
軽量化の『スキルとノウハウ』で気軽に身軽に自由にハイクを楽しみましょう!
ULな人が使っている「半身用のクローズドセルマット」が気になるけど、導入するのは正直不安な人も多いはずです。
見た目や性能差が少なく、どれを選んだら良いかよくわからないのも理由の1つだと思います。
そこで、5年以上クローズドセルマットばかり愛用しているカル吉が、おすすめのマットをまとめました。
今回は、「軽量性・バランス・快適性」の3つに分けて、おすすめのULクローズドセルマット12選を紹介します!

クローズドセルマットとは?
クローズドセルマットは、空気を入れる必要がなく、パンクのリスクがない軽量なスリーピングマットです。
エアーマットと比較して、耐久性も高くコスパにも優れるので、初めてのスリーピングマットにもおすすめです。
クローズドセルマットを選ぶメリット
クローズドセルマットは、次のようなメリットがあります。
パンクの心配がない
エアーマットのようにパンクする心配がないことが最大のメリットです。
岩場はもちろん、長期の縦走やロングトレイルでも安心して使用することが可能です。
設置&撤収がラク
エアーマットのように空気を入れたり抜いたりする作業がない分、設置&撤収がラクです。
設置は広げて置くだけの5秒、撤収は丸めるor折り畳むだけの10秒で終わります。
軽量性に優れる
一般的に軽量なエアーマットでも重量300g台が多い中で、クローズドセルマットは100g以下の物もあります。
また、使いたいサイズに合わせて自由にカットすることで更なる軽量化も可能となります。
コスパが良い
クローズドセルマットは、5千円以下で購入可能なことが多いため初心者にもおすすめです。
エアーマットは最低でも1万以上、断熱性や寝心地にこだわると4万以上する物もあります。
クローズドセルマットを選ぶデメリット
クローズドセルマットには次のようなデメリットがあります。
収納サイズが大きい
エアーマットのように空気を抜いてコンパクトに収納することが難しいです。
フレームレスのバックパックの中に丸めてフレーム代わりに入れるか、外付けが基本となります。
寝心地が悪い
エアーマットと比較すると厚さが1/3以下となるため、地面の状況によっては凹凸を感じやすいです。
寝心地重視で厚手のものを選ぶ場合は、軽量性と収納性がトレードオフとなります。
冬季の使用は不可
エアーマットと比較し、厚さの薄いクローズドセルマットは5度以下での使用は厳しいです。
寒い季節に使用する場合は、エアーマットを使うかクローズドセルマットを複数枚組み合わせて使いましょう。
軽量性重視の人におすすめ4選
寝心地や断熱性よりも軽量性や収納性を重視する人におすすめの100g以下のクローズドセルマット4選を紹介します。
山と道/Minimalist Pad
出典:山と道
山と道のMinimalist Pad(サイズ:100cm x 50cm x 0.5cm/重量:53g)。
厚さわずか5mmで公表R値「0.7」の暖かい季節向けのスリーピングマット。
表面シボ加工により見た目よりも耐久性が高く、コンパクトに収納可能な今回紹介する中で最軽量モデル。
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山と道/UL Pad 15
出典:山と道
山と道のUL Pad 15(Sサイズ:100cm x 50cm x 1cm/重量:75g)。
厚さ1cmで底付き感のない寝心地と公表R値「1.4」でうまく組み合わせれば3シーズン使用可能なスリーピングマット。
重量に対する寝心地と断熱性に優れるカル吉も愛用のおすすめモデル。
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FIELD RECOD/FRスリーピングマット 8UL
出典:FIELD RECORD
FIELD RECODのFRスリーピングマット 8UL(サイズ:175cm x 50cm x 0.8cm/重量:88g)。
日本人の平均体型を元に独自カットされた重量100g以下で完全全身サイズのスリーピングマット。
厚さも8mmと絶妙なラインを攻めているため、シュラフの中に入れて使用するのもおすすめ。
FIELD RECORD/エアロゲルスリーピングマット
出典:FIELD RECORD
FIELD RECORDのエアロゲルスリーピングマット(サイズ:148cm x 50cm x 0.3cm/重量:95g)。
軽量性と断熱性に優れたシリカエアロゲル素材を使用したスリーピングマット。
厚さ3mmのため単体では使用環境を選ぶため、エアーマットやハンモックと組み合わせるのがおすすめ。
軽量性と快適性のバランス重視の人おすすめ4選
寝心地や断熱性と軽量性や収納性のバランスを重視する人におすすめの200g以下のクローズドセルマット4選を紹介します。
山と道/UL Pad 15+
出典:山と道
山と道のUL Pad 15+(Sサイズ:100cm x 50cm x 1.3cm/重量:113g)。
厚さ1.3cm&表面のシボ加工により耐久性とクッション性がUPした公表R値「2.0」のスリーピングマット。
3シーズン使用可能なスペックで縦走やロングトレイルにもおすすめ。
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EVERNEW/Traverse mat 100
EVERNEW(エバニュー)のTraverse mat 100(サイズ:100cm x 50cm x 1.5cm/重量:123g)。
100g前半の重量にもかかわらず、厚さが1.5cmと肉厚なスリーピングマット。
シューズのミッドソールにも使用される製法で作られているため、柔らかめの寝心地が特徴。
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EVERNEW/FP mat 100
EVERNEW(エバニュー)のFP mat 100(サイズ:100cm x 50cm x 0.5cm/重量:160g)。
4つ折りに畳んでコンパクト(25cmx 50cm x 2cm)に収納可能なスリーピングマット。
硬めの素材を使用することで薄くても底付き感が少ないのが特徴。
EVERNEW/Trail mat 100
EVERNEW(エバニュー)のTrail mat 100(サイズ:100cm x 50cm x 0.9cm/重量:180g)。
ビート板と同じ「発泡ポリエチレン」素材を使用したスリーピングマット。
硬めの寝心地と高い耐久性に加えて、約2,000円で購入可能なコスパの高さが魅力。
快適性重視の人におすすめ4選
軽量性や収納性よりも寝心地や断熱性を重視する人におすすめの350g以下のクローズドセルマット4選を紹介します。
EXPED/FlexMat
EXPED(エクスペド)のFlexMat(XSサイズ:120cm x 52cm x 1.8cm/重量:225g)。
公表R値「1.5」で組み合わせ次第で3シーズン使用可能なスリーピングマット。
蛇腹折でコンパクトに収納が可能で、幅が「52cm」と少し広めなのも快適性をあげるポイント。
FIELD RECOD/FRスリーピングマット5
出典:FIELD RECORD
FIELD RECODのFRスリーピングマット5(サイズ:175cm x 50cm x 0.5cm/重量:230g)。
日本人の平均体型を元に独自カットされた5mm厚の硬めの完全全身サイズのスリーピングマット。
ロール状に巻くことはもちろん、コンパクト(50cm x 28.5cm) に折りたたんで収納することも可能。
THERMAREST/Zライトソル
THERMAREST(サーマレスト)のZライトソル(Sサイズ:130cm x 51cm x 2cm/重量:290g)。
公表R値「2.0」で3シーズン使用可能な長さ130cmと少し長めな半身用スリーピングマット。
サイズ・断熱性・寝心地・耐久性のバランスに優れた、初めての1枚にもおすすめのモデル。
EXPED/FlexMat Plus
EXPED(エクスペド)のFlexMat Plus(XSサイズ:120cm x 52cm x 3.8cm/重量:315g)。
公表R値「2.2」で3シーズン使用可能な厚さ3.8cmと肉厚なスリーピングマット。
今回紹介した中で最重量のため、最上位クラスの断熱性と寝心地を求める人におすすめ。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
超軽量な55gのマットから寝心地重視の315gのマットまでULクローズドセルマット12選を紹介しました。
半身用のマットだとはみ出る「頭」と「足」の部分のケアが必要になります。
それぞれ、次のような工夫をすることで、快適に眠ることが可能です。
快眠のコツ
ちなみにカル吉は、1〜2泊程度では「山と道 UL Pad 15(100cm)」を使用しています。
ロングトレイルでは、「山と道 UL Pad 15+(100cm)」を使用しました。
全身用のエアーマットから半身用のクローズドセルマットに買い替えるのには相当な勇気が必要です。
購入前に気になる点や不安な点はお気軽にコメントください!